タイムカプセル 136 | 向日葵のような笑顔〜黒い向日葵?〜

向日葵のような笑顔〜黒い向日葵?〜

櫻葉妄想ブログです。
時折まーくん愛を叫びます(笑)
腐要素ありなのでアラシックで
ご理解ある方のみどうぞ。


いてててて…


大野に付き合って結構飲んで
そのまま大野んちで雑魚寝したらしく。


「おはよ、会社行かなくていいのか?」

大野が爽やかな顔をしておれを起こすから
ガラガラ声で挨拶する。

「おはよ…」

「だらしねえなぁ。朝飯だぞ。」

あんなに飲んでたのにすげえな。
おれはちょっと無理。
もう少ししたら会社に電話して
半休もらうか…


重い身体を起こし用意してくれた
歯ブラシで歯を磨く。
冷たい水で顔を洗うと少しはシャキッとする。

「昨日はあんなに飲んだのに大野は大丈夫?」

用意された朝飯を前に聞いてみた。
茶碗に飯をよそいながら大野は

「一晩寝たら大丈夫だぞ。」

そう言っておれに飯をてんこにした茶碗を
渡すから

「いや、こんなに食えねえって。」

「二日酔いの朝こそたくさん食え。」

せっかく用意してくれたんだからな。
ちゃんと食べなくちゃな。
目の前にはしじみの味噌汁に海苔に納豆
厚焼き玉子にシャケとThe和食。

両手を合わせていただきますと言うと
あっという間に腹の中。

そんなおれを見て大野は大笑いしたんだ。


つづく…