オフィス・ラブ 8 | 向日葵のような笑顔〜黒い向日葵?〜

向日葵のような笑顔〜黒い向日葵?〜

櫻葉妄想ブログです。
時折まーくん愛を叫びます(笑)
腐要素ありなのでアラシックで
ご理解ある方のみどうぞ。



「んん…あさ…ん?」

俺は何処にいる?
ここは?

えっ…
隣で寝息をたてているのは…

「ん…さ…くら…いさ…ん。」

あ、相葉くん。
まさか。昨日?
しかも俺の腕枕で寝てるという。

「ごめん…なさい…」

長いまつ毛を揺らし上目遣いに
俺に謝る相葉くん。

「えっいや…俺の方こそ…」

肌を寄せ合いベッドの中。
潤んだ瞳で俺を見つめる相葉くんに
ズクンっと腹の底がうずく。

やばい…

「俺…櫻井さんのこと…すきなんです。」

夕べ言い放たれた言葉にズキズキする頭が
上手く反応できない。

手のひらで顔を覆いクルッと背中を向け
肩を震わす相葉くん。

俺はその細い肩を上から抱きしめて

「謝らないでくれよ。」

堪らなく愛おしさが込み上げる。
でも次の瞬間

「大丈夫…酔った勢いでしょ…」

寂しそうに一言呟くと急に起き上がり

「コーヒー淹れますね。」

散らばる服を拾い上げながらキッチンに
向かい

「先にシャワー浴びて下さいね。」


つづく…