プラットフォーム戦略
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平野 敦士 カール アンドレイ・ハギウ
東洋経済新報社
売り上げランキング: 5566
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プラットフォーム戦略 のポイント
他社のプラットフォームに安易に参加していると、
・顧客コントロール力を失う
・同じプラットフォーム上の競合との差別化ができなくなる
・利用料の値上げ などリスクを負う
プラットフォーム の機能
1.マッチング
2.コスト削減
機会、場所、システム、決済、トラブル処理 などのインフラを提供
3.検索コストの低減(ブランディング/集客)
楽天、ヤフオク、iモード
4.コミュニティ形成による外部ネットワーク形成
5.三角プリズム効果
直接結びつきにくいグループを結びつける
例.雑誌やテレビ 広告主と読者
プラットフォーム戦略が注目されている理由
1.技術革新の速さ
2.顧客ニーズの多様化
3.ITの進化、コストの劇的低下
4.メディアの収束
勝てるプラットフォームの特徴
1.自らの存在価値を創出すること
検索コスト、取引コスト を下げる
2.対象グループ間の交流を刺激すること
クチコミ、自然増殖
3.統治すること
ルールと規範を作り、クオリティをコントロールすること
プラットフォーム構築のフレームワーク
1.事業ドメインを決定する
社会の変化、ライフスタイルの変化 大きな流れを読む
既に存在しているプラットフォームが成功していない理由?
ユーザーから見た不満や不平は何か?
2.ターゲットとなるグループを特定
3.グループ間で活発に交流する仕組みを作る
4.キラーコンテンツ、バンドリングサービスを用意する
iモードだと、着信メロディ/待ち受け/占い
5.価格戦略、ビジネスモデルを構築する
参加料、利用料・・・
脱メーカー思想で。 原価+R&D費+販促費 に上乗せして価格をつける なんてことはやめる
6.価格以外の魅力をグループに提供する
高級会員制、名誉、レイティング・・・
7.プラットフォーム上のルールを制定し管理する
コンテンツの質が悪化しすぎると×
8.独禁法など規制や特許侵害に注意を払う
9.つねに「進化」するための戦略を作る
注意するのは、参加しているグループの本質的欲求は何か?ということ
例.イーベイ(ネットオークション)
○PayPal:金銭のやりとりをカンタンに ×Skype:買い手と売り手は話したがらない
産業界では、
IT/経営 の双方に精通し、語学も堪能な国際的人材の育成 が重要

