入院3日前に私自身が爆裂体調不良(一晩で生還)
入院2日前にひーちゃん体調不良あの日があったからの今。
あの日のあの決意が実を結んだ今。
計画分娩予定日当日。
計画分娩は2回目でした。
1回目はふーくんのとき。
でもふーくんのときは入院日の朝から陣痛が始まっていました。
今回はNO陣痛で産院到着。
おなかの痛みで周りが見えない状態でなく入院するのが初めてなので、これまでとはまた違った緊張感
低血圧を誇る私が血圧上110、下79
ドキドキしすぎ
助『うちの産院では会陰裂傷させないために先生が裂けそうなら切開します。ちょっと毛を剃らせてもらうわね~』
あぁ、おシモの脱毛きちんと済ませておけばよかった
10時40分頃、人生初のバルーンが私のお股に入りました
生理痛のような痛みがズーン
促進剤の点滴が入り、そこからウトウト
あまりに眠くなるので『眠くなるお薬入ってますか?』と助産師さんに聞いてしまう。
返事はもちのろんでNO!
入ってるわけないやろ
しばらくウトウトするも、だんだんおなかが痛くなる。
体勢を横向きに変えると暖かいものがジョロリ。
ナースコールで『破水かも』と伝える。
まだバルーンを抜く時間じゃないけど、確かに何か出てるから…とバルーンを抜き、破水確認。
分娩台へ移動する。
分娩台の入口であーゆモジモジ。
私『すみません…う◯ちが出るような出ないような感じがずっと続いてるんですけど、、、』
助『そっか!じゃあ、浣腸しよか!』
あーゆ、人生初の浣腸決定
助『はい、じゃあ横になって壁側向いて~ちょっと足曲げてな!はい、いくよー』
助『私が今触ってるとこ肛門かな?何か入ってる感じする?液体入ってるのわかる?』
助『う◯ちしたくなってきたらトイレ行きましょうね!一緒に付いて行くから呼んでね!はい、もうすぐ全部入るよー!抜くよー!!』
助『はいオッケー!そしたらトイレに』
私『ごめんなさい、もう行きたいです!!』
助『あっ、もう行く?はいよ~』
私『あの、、、なんか出てるんですが…』
助『出てもてもええよ!大きいナプキンしてるから大丈夫!』
私『あぁ、もう止まらないんですが…』
助『あっはっは!我慢でけへんかったか~』
あっし、浣腸処女ですからね
情けない気持ちで出るもの止まらず我慢も諦めトイレに入り、便座に座る。
助『あっ!トイレで頑張りすぎて赤ちゃん産んだらあかんでー!!』
もはや今は便意が陣痛を上回っている状態。
陣痛なんてものは遠退いておる。
陣痛<<<<<便通(圧勝)
そこからはもう溜まりに溜まったヤツらがどんどん産まれる産まれる(お食事中の方すみません💩)
めっっっちゃスッキリ
なぜにこれまで40年間も浣腸を避けて過ごしてきたのだろうか?
もっともっと早くに出会っていたかった
これ、市販でも売ってる?
家に常備したいのだが
そんな幸せを噛み締めて、晴れやかに浣腸処女を喪失しました
そして内診。
助『あっ、さっきの破水ちゃうな!高位破水やわ!人工破膜するね~』
人生初の人工破膜。
ジョロジョロジョロジョロ、羊水出る出る!
このとき子宮口4センチとか(時間不明)
どんどん痛みが付き出す。
しばらくは痛いながらも耐えられ、鼻から吸って~口からフゥゥゥ~と余裕。
経産婦で4人目。
進めば早いだろうからと夫に産院の駐車場で待機するよう電話する。
ちょっと立ち上がって歩いてみる(勝手に)
歩くと痛みが強くなる感じ。
はよ降りてこーい、降りてこーーい
突如痛みが強くなる
あかん、歩かれへん…
声が出る。
助産師さんに驚かれる(徘徊してるから)
横になると子宮口6センチとな
私『えっ!?まだ6センチ?』
助『あなた4人目でしょ?きっとここから早いよ!ほら、痛みがきたらヒッヒッフゥゥゥ~!』
私『ヒッヒッフゥゥゥ~あぁぁぁぁぁ』
助『ご主人駐車場で待機してるて言うてたね?この階まで上がってきてもらって!内診しよう!』
陣痛の波が去ったタイミングで夫に電話。
私『夫くん、◯階まで上がってきて~』
夫『わかった!すぐ行くわ!!』
助『おっ、もう全開寸前!!先生~!あーゆさんもうほぼ全開~!来てくださーい!!』
先『はいよー』
私『ヒッヒッフゥゥゥ~ヒッヒッ、あかん!もう出るぅぅぅぅぅ』
助『まだでーへんでーへん!まだ息んだらあかん!立ち会いすんねやろ?』
私『いやもう出るて!絶対ここおるここおるここおる!』
助『我慢するねん!息んだらあかん!』
私『無理ぃぃぃぃぃぃぃぃぃ』
どぅるるるるる~ん
助『あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!』
赤『うっうっうっ、オギャアアアアア~』
助『あぁぁぁ、ご主人間に合わへんかった!14時18分!先生~!あーゆさん産まれてもたー!』
先『あらあらあらあら、お母さん気張り出してしもたんかいな(笑)傷は・・・うん、ほぼないな!縫うまでもナシ!オッケーオッケー!』
助『赤ちゃん2,920gです!』
先『おお!思ったより大きかったなぁ』
私『本当ですね!よかったです!』
夫ごめん
駐車場で1時間ぐらい待機してくれてたのにこっちが待ってやれへんかった
よって生まれる瞬間に立ち会えず
最後やったのにホンマごめん
先『ほい!これが胎盤、こっちがへその緒!へその緒ほっそいなぁ~!通常の半分の細さ!血流が良かったから赤ちゃん大きくなれたんやで!よかったよかった』
人生初の胎盤チェック。
そしてまさかのへその緒細すぎ
今回貧血ひどかった原因これかな?
処置後夫と面会。
私『ごめんなー、我慢でけへんかったわ』
夫『着歴見たら14時18分に電話あって、生まれた時間も14時18分になってたわ』
ホンマごめん
タッチの差で立ち会えず出産となりました
その後は赤ちゃんと夫としばし談笑
赤ちゃんとの面会タイムが終わった頃、助産師さんが『ごはん食べれる?』と。
そういえば陣痛MAXになる直前におなか減ったなって思っていたので『食べます』と言い持ってきてもらいました
横になると気持ち悪くなり、フルーツしか食べられず
夫に食べてもらいました。
美味しかったそうです
1時間が経過し、夫の面会タイム終了。
夫とバイバイし、体温やら血圧やらを測って『お部屋へ戻りましょう!』
座ろうとすると、頭グルグル、フラフラ、そしてものすごい吐き気
そのまま意識を失いました
目を覚ますと隣には助産師さん。
助『あーゆさん、大丈夫?脳貧血やと思う!1時間ちょっと寝てたかな?気分はどう?』
私『大丈夫そうです!スッキリしてます』
助『ゆっくり座ってみよか!』
座ってみても気持ち悪さはほぼなし。
無事お部屋に移動できました
私の人生最後の出産。
人生初なことが多すぎました
本当に思い出に残るお産となりました
4人目の出産を終えて。
もう妊娠、出産はおなかいっぱい
出産はもうええわ~って気持ちです
みーくんのときはかなり楽だったけど、今回はしんどかった
早かったけどしんどかった
結論、誘発分娩は苦しい
でも赤ちゃんを見るともう天使すぎて👼
可愛くて可愛くて仕方ないです
生まれてきてくれてありがとう