
そして、ニューロッドが完成!

タツオさんに岸ジギ&ボートシーバスジギング用ロッドをお渡ししたので、その後継となります。
目指したのは、「弾きバラシ上等!超高感度ロッド」
昔はジギングなんて邪道とか思っていたのですが、フォール中のアタリを取って掛けにいく感覚にはまり、今では穴撃ちと同じぐらい好きな釣りになっています。
フックの近くに重いジグがついているし、足元でのヒットになるので元々バラシは多い釣りですので、感度を求めて弾性の高いロッドにすると弾きまくるのか??
でも、あの「クン!」というアタリを感じたい・・・
行き着いた先は、最近お気に入りのノースフォークコンポジットのHM!
ついに、超高価なブランクに手を出してしまいました。

MB665-1(HM)
高弾性だけど、ゲイリールーミスの独自の理論?で粘りとトルクも両立させている不思議なブランク
これを、カーボンパイプで6’10”に延長し、トルザイトリングの4ミリという超小型ガイドをスパイラルにセッティング
もちろん軽量なチタン製です。

パイプとブランクの接合はマタギのハイブリットアーバーによる3点支持とし、パイプ内部の共鳴効果を狙いました。
気がつけばこれが9作目
ガイドラッピングも自分なりに上達して来たように感じます。
感度を考えるとシングルラップなのですが、海なので何が来るか分からないのでダブルラップにしました。

リールシートは最新のPTS
サブさんのロッドで初めて採用しましたが、なかなか良い感じです。
初めてリールシートの塗装に挑戦しました。
フロントグリップ部分はSABUさんから分けて頂いたカスタムのアルミパーツ。
16mmのカーボンパイプを使い、今風の複雑なセッティングにしてみました。

今回活躍したのがこれ
これまたSABUさんに作って頂いた特製のジグです。
グリップを垂直に切り落とすためのものです。
グリップの長さは悩みました。
ジギングロッドほど長くすると取り回しがやりづらいし、かといってバスロッドみたいに短くすると疲れる
そこで、少し長めで、ぎりぎりキャスティングできる長さにしました。
グリップを長くしたお陰で、エンドバランサーを付けなくても重心位置がリールシートの所に来たので、超軽量で持ち重りのしないロッドとなりました。
実戦投入が楽しみです!