2/2 19:30-24:00
ほんま、釣れません。
1月の釣果とか書くのが巷では流行しているようですが、元旦深夜てか大晦日以来、見事にホゲっています。
それにしても、過去はまあ釣れなくてもいいやって思ってたし、こんな時期はあんまり出撃してなかったのに、恐るべきブログ効果、どこかで誰かが釣ってるというのを見ると、何か「これはやばい」と1人だけノルマを達成できない営業マンのような気分になって焦って来る。
ましてや、自分でブログを始めると、いいかげん釣れた写真を載せないといけないという変な義務感に追われる。
まあこれもステップアップのための試練と前向きに捉えるべきなのか。。。
で、本日
大潮ということで河川はやめて港湾に向かう。
ところで、先般タモを無くしたので新調した。
モビリック480+昌栄イーノ+ネオストラップMGという、「軽さ最優先、もう肌身離さず無くしませんよ仕様」だ。
やっぱりいいものはいい。
格好がいいからずっと背負っておきたい気分だ。
○某明るい港
ポイントにつくと、若いアングラーさんが3人談笑している。
竿も出さずにまったりモードだ。
楽しそうにお話されているので、なかなか間合いが取れないが、おそるおそる、「あのー。。。ここで投げさせてもらってよろしいでしょうか???」
話を聞くと、Dayで釣れていたようだ。
で、もう満足されて談笑モード。
夜になってもう一つということだったが、ベイトは見えているので期待しつつキャスト開始
そのうち、先行者さんたちは帰ってしまった。
足元に夜光虫がいるようであり、無数のベイトと、泳いでいるシーバスも青白く見えている。
しかし、このパターンは苦手だ。
夜光虫でルアーやラインが光ってしまい、反応が悪い。
それなのにシーバスははっきり見えるので余計にストレスが溜まる。
そのうちに仕事を終えたさっちー隊員から電話があり、こっちに来るという。
バリッドで底を中心にネチネチエロエロ攻める。
そろそろ隊員が来る頃かな。
ここでヒットして、丁度来る頃にロッドを曲げてたら格好エエなとか考えつつリフト&フォール
着底してまたリフトした瞬間にグンと重みが乗る。
よっしゃー! ヒットー!
久しぶりの感触に喜びつつ、上半身をのけぞらせてフッキング。
ゴクン!
フックが貫通する感触を感じ、おお、決まった~!
足場も高く水深もあり、トルクフルに深い方、深い方へと潜って行く。
これはいいサイズだろう
なかなかあがってこない
巻いてはドラグ出て行くの繰り返し。
しかし、あんまり左右には走らず、ひたすら潜るなあとは思っていた。
私は割とヘビーなラインシステムなので、もう少しドラグを締めて一気に勝負しようかとも考えたが、久しぶりのシーバスだし、大事にしよう。
あ、そうそう、もうすぐさっちー隊員来るやんけ
あげてしまってから結果を教えるよりも、彼女が到着したら今まさにファイト中って方が断然男前やんけ
そう思いつつファイトを続ける。
・・・3分ほど経過
まだあがってこない
てかさっちー隊員も来ない
うわ、道迷ってるんか?早よ来いや、今エエとこやのに
とうとう魚が水面に見えた。
70cmぐらいはあろう。
ド近眼コンタクトの私は夜は視力が低下する(鳥目?)なので、遠くの水面を漂う魚がはっきり見えないが、どうやらスレ掛かりしているようだ。
口じゃないのか
ちょっとがっかりしたが、まあ一匹は一匹
それにしてもあんなに引いてたのに細長い
アフターのガリガリ君なのか
おい、さっちーまだかい
もうランディングしてしまうぞ
ネオストラップの恩恵を感じつつ背中からおニューのタモを取り外し、シューっと海面に降ろす。
さすが振り出しもスムーズ
ネット部分も軽くて取り回しが最高だ!
あとは魚を寄せて、華麗にネットイ・・・・
・・・ン
・・・・ん?
・・・んーーーーーーーーー!!!!!!
ボ、ボラや~~~~~~~~~~~~
あかん、こんなもんをすくったらあかん
おニューのお気に入りのタモなんやで
イーノちゃんのバージンをBに奪われてええんか!?
オートリリースも試みたが、最初に美しすぎる電撃フッキングをかましてしまったがため、全然抜けない。
いっそのことバリッド見捨ててライン切ったろかなとも思ったが、そこは踏みとどまった
泣く泣くイーノ嬢の中に、ぬめぬめの巨大で臭いアレを受け入れる事にした。
娘よ、すまん、父の不甲斐なさを許しておくれ。
引き上げたでっぷり太ったボラが地面をくねくねと動いているのを見ながら、しばし呆然と。
ネットには、じゅるじゅるとした白色半透明のくっさい粘液がねっとりついていた。。。
ふと我に帰り、ボラを蹴飛ばしネットを再び海中に突っ込んで「イヤーー!!!」と叫びながらBの残した粘液を洗い流す。
さっちー隊員に目撃されんで良かった。最高に格好悪かった 笑
てか、どこで油売っとんねんと再度電話すると、途中で寄り道したら反応が良いからそっちにいるということ
それならばと気を取り直して私も移動
○某シャロー
到着するとたしかに魚っ気まんまん
夜光虫のおかげで魚の動きもよく見える
けっこうなスピードで大きな魚がベイトを追いかけている
ほうほう、期待が持てるなあ
底のスローな攻めで反応がない
ベイトはおそらくカタクチ
で、シーバスの動きも速いので
これはもしかして秋のイワシパターンの再来かも?
と思い、まさかのIP底取り早巻きをやってみる
そうすると、1投目から反応
ほう、やる気あるのねあんたたち
2投目、一瞬ポーズで間を作ってやった瞬間にコツンとバイト
瞬間にアワセを入れるが空振り
しかし、その空振りでIPがバタバタとアクションしたので、そのまま連続ジャークに持ち込むと、グン!とヒット
ちょいと一服してたさっちー隊員の目の前で竿を曲げる。
よっしゃー、もらったー、今日の俺はヒーローや!
どうや、さっちー、これが経験の差や!!
どうやらサイズはあまり大きくないのですぐに寄って来る
今度はボラではないぞ!
細長くないぞ!
平たいぞ!!
え? 平たい??
さっちー隊員「隊長、チヌですわ~」
・・・・・
30センチぐらいのかわいらしいチヌ
またもや外道かい
おれは外道王かい
「どうして外道ばかり釣れるんだろう? 俺が外道だからか? そんなことはないわな、アーハッツハッ」という目薬のCMのパクリをしている場合ではない。
「タモを新調すると外道ばかりが釣れる」(マーフィーのシーバス釣りの法則)
それにしても、活性は高いのでモチベーションを維持しつつ続ける。
どうも色々な魚が集まって来ているようだ
カタクチと、もう一種類何か不明だが大きめのベイト
底にはチヌ
表層にはボラ
中層には泳ぎ回るシーバス
そこからは毎投毎にベイトへの当たり、ボラスレあたり、シーバスショートバイトの連続
ベイトスレ5、ボラスレ4.5、シーバスショートバイト0.5ぐらいの割合
しかし、拾えなかった
がっつり食ってくれない
ボラスレとショートバイトの差も微妙
ひょっとして、1回だけ一瞬だけのってフッキングできなかったのだけがショートバイトなのかもしれない。
で、結局ボーズ
やっぱシーバス釣りは奥が深い
ベイトが無くても困るが、ベイトがいすぎても困る