昨日5月５日に石川県珠洲市で震度6強の地震があり、気象庁は今後1週間程度は同じ程度の揺れを伴う地震が起きるおそれがあるとして注意を呼びかけています。続いて、5日午後9時58分ごろにも、珠洲市で震度5強の揺れを観測する地震がありました。
ところでこの珠洲市においては１９７５年に震源地のど真ん中に「珠洲原発」の立地計画が持ち上がり、北陸電力、中部電力、関西電力の共同運営が計画されていました。
そして、2か所で合わせて135万ＫＷで２０１４年から運用開始が予定されていたそうです。
しかし、その計画から28年間、地元からの反対運動や産業構造の変化や景気低迷に伴い、電力会社側の判断により計画が凍結されることになったそうですが、そして、なんと驚くべき事に、１９７６年に資源エネルギー庁が「立地の可能性が十分見られる」との地質予備調査の結果が公表されていたそうです。
良く判る日本政府の地質調査
ところで、「原発はカネになる」と北陸電力をけしかけたトンでも市長もいるんですね。
２０２３年５月６日
船橋市海神：弓場清孝