東京五輪を招致した時に「福島第一はアンダーコントロールされているから安全だ」と言ったのが自民党の安倍晋三ではないですか。これに反対した政治家は山本太郎氏だけだった!

 

 

 ところが、どうですか?現在でも収束の目途すら経たず、汚染水は駄々洩れで、先日には福島沖で基準値を大幅に超えた魚が捕獲されていますし、困難区域もあります。そのような中で「日本に国際社会からオリンピックを招致したのは私たちです」と言えますか?さらに、新型コロナで多くの犠牲者も出ていた昨年の夏ですよ!

 

 だから、五輪記録映画には自民党政権の思惑が透けて見えるのです。おりしも、五輪記録映画の上映予定は参議院選挙と重なる6月で「大衆を熱狂させる」映画にしたいわけですね。今朝も書きましたが、2月から自民党は全国において改憲の集会を開くそうですよ!何のためですか?九条2項を削除して自衛隊を憲法に明記すれば、もうこれだけでも戦争できる国になるからですよ!あなたや子どもたちを戦地に行かせたいですか?あるいは、被曝させられて福島第一の収束作業に行きますか?

 さて、問題の「河瀬直美が見つめた東京五輪」において、河瀬側にも公開質問状が送られたそうです。どのような返事がくるか楽しみですね。

 

 今日の最後に私が自主上映したドキュメンタリー映画の中の一作品「福島 六ヶ所 未来への伝言」島田恵監督を紹介します。

 

2022年1月30日

船橋市海神:弓場清孝