2019年までは「れいわ新選組」のHPに脱原発政策として次のように示されていた。

原発即時禁止・被曝させない ~」と、ところが、最近になってか判らないが、それが消えているのだ。

 


 一方、今回の衆議院選挙で共闘を組んだ、立憲民主党は次期衆院選で公約するエネルギー政策の骨格が判明した。自民党との違いを意識し、政府の目標を上回る再生可能エネルギー比率の引き上げや、温室効果ガス排出量の削減を明記。「原発に依存しない」脱炭素社会の実現を掲げている。共産党も社民党もそれなりに脱原発政策を政策に取り入れている。私が住む船橋市では共産党市議団が中心となって今でも週一くらいの割でJR船橋駅南口で脱原発活動されている。

 ここで、はっきり書けば、消費税減税や障がい者への活動すれど脱原発活動は「れいわ新選組」の活動から見えてくるモノは無いのだ。これは代表である山本太郎氏が、一昨年くらいか、水道橋にある「たんぽぽ舎」を訪れ、その時に言った言葉があるが確か「卒業した...」と言った事があった。これらから考えると被曝労働を含む原発労働などには彼の頭から消えていると言っても過言では無いだろう。

私は一昨年の年末に自死された三宅雪子さんが草場の陰から何を思われているのか、解るような気がする。三宅さんは私が元原発労働者であった事にも気を使って頂いたことを覚えている。山本太郎氏が三宅雪子さんの応援演説に来た時に声高に脱原発を訴え、当時の首相であった「野田佳彦」前首相にNOを突き付けた事を私は忘れない。しかも、その野田氏は今でも船橋市を牙城としている。これでは、今回の衆議院選においても山本太郎氏には勝算はないかも知れないだろう。

 

2021年10月18日

船橋市海神:弓場清孝