12日のAFPの記事だがトランプ大統領は自身の免疫力を強調し、新型コロナウイルスに免疫があると発言し、支持率が急伸する大統領選の対立候補、ジョー・バイデン氏への巻き返しを図るべく、選挙遊説に復帰する準備を進めているとされる。

 


 しかし、前にも書いたがトランプ大統領は新型コロナウイルス感染症を発症したことは言うまでも無い事実であって本人も病原性を否定しているわけでは無いのである。その上で、自身の免疫力を誇示している。

 そして、反対陣営のバイデン氏に比べトランプ氏の健康状態をめぐる情報は少なく、トランプ氏の医療チームは、同氏が新型ウイルスの検査で陽性を示す前、いつまで検査で陰性を示していたのかについて繰り返し回答を避けてきた。これにより、同氏は感染が判明する前の数日間、新型ウイルスの検査を受けていなかった疑いが浮上している

 さらに、大統領選挙戦については、IWJの岩上安身氏も追及されているが、

 

 

銃撃事件まで起きている。この背景にはマスク着用と、着用の義務化に賛成か反対かという問題で、ほぼそのまま民主党支持か共和党支持かという政治的な分布図と重なっている。マスクは単なる感染防止の手段ではなく、国家と個人の関係、個人の自由という米国人の生き方の根っこにまでつながっている象徴的な問題のようである。その意味で、米国社会にとって、マスクは銃と同じ意味を持っているとも考えられる。

 つまり、米国人のマスク嫌いは「マスクをすれば弱者」とし、渋谷騒動の言動と似てきて、彼らも非常に危険だと私は思わざるを得ない。まさに、「命の選別」を主張しているのだ。先週末は台風で中止したが、クラスターデモなる非常識でマナーも守らない騒動デモを今週からまた始めるらしい。

 彼らの活動の原点は新型コロナウイルスの存在を否定している大橋眞氏のYouTubeでの言説であるが、氏の言説は偽医学であると指摘されてもいる。

 

https://blogos.com/article/464662/

 

 

もちろんPCR検査も有効である。

 

 昨日、私は大橋眞派の人とYouTube上で議論したが、お話しにもならなかった。彼らは「仮説」という意味さえ理解されていなかった。

 

2020年10月12日

船橋市海神 弓場清孝