ジャーナリストの"まさの あつこ"さんが、核と経済に揺れている、まさかの国を訪問されたとは思わなかった。私が入院していた時だったので分からずにいた。原発問題からダムを含む環境問題、政治問題など幅広く活動されている。"まさの"さんとは今年になって5月にご自身の講演と十万山森林火災の件でhttps://news.yahoo.co.jp/byline/masanoatsuko/20170523-00071259/2回お会いしている。昨年は私の狭い部屋に来られ取材もされた。https://news.yahoo.co.jp/byline/masanoatsuko/20161016-00063311/

さて、訪問ルポだが次のことが書かれている。

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=(抜粋)=朝鮮大学校(東京小平市)の李ビヨンフイ准教授(朝鮮現代史講座)の講演で、米国トランプ政権と金正恩が次のように分析されるのを聞いた。「トランプ大統領の周辺からは安全保障に金を費やすな、軍隊を海外から引き上げろと主張する米国第一主義者が去った。十七年三月以降は、側近がネオコンに変わり、マティス国防長官とティラーソン国務長官が日韓に派遣され『戦略的忍耐政策は終わった』『全ての選択肢はテーブルにある』という政策に転換した。トランプ大統領が共和党の主流派と手を結ぶとおそろしいと思っていた。その正体は軍産複合体だ。」金正恩体制については「金正日時代は『砂糖よりも銃弾』だったが金正恩は『銃弾も大事だが、砂糖はもっと大事』、つまり人民に満足を与える経済が大事だと考えている。」とし、一方で「核ミサイル開発はロ中米が核を持ち、日韓が米国の核の傘の下にある中で、共和国だけが核の傘を持たないことから脱却する必要があると共和国は考えている。」と解説した。
興味深かったのは、李教授が「最近、平壌でホテルに泊まると歯ブラシが提供されるようになった。」とパワーポイントで写真を示したことだ。=(抜粋)=「粛清は止めた方がよいのではないか」とのストレートな質問への李教授の答えだった。「社会主義国家でも民主主義国家でも国家権力は唯一、統治方法として殺す手段を持つ暴力装置だ。統治方法には銃制から同意ませあるが、共和国では法に則り粛清を行っている。韓国でもかつては粛清が行われていたが、同意に基づく民主主義へと移っていった。共和国もいずれは変わるだろう」(ここまで・・・・

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                      (問題)

①「トランプ大統領が共和党の主流派と手を結ぶとおそろしいと思っていた。その正体は軍産複合体だ。

②金正恩は『銃弾も大事だが、砂糖はもっと大事』、つまり人民に満足を与える経済が大事だと考えている。

③「社会主義国家でも民主主義国家でも国家権力は唯一、統治方法として殺す手段を持つ暴力装置だ。統治方法には銃制から同意ませあるが、共和国では法に則り粛清を行っている。韓国でもかつては粛清が行われていたが、同意に基づく民主主義へと移っていった。共和国もいずれは変わるだろう

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さて、あなたのご意見は?

2017/12/25

 

船橋市:弓場清孝