昨日、6月2日午後から「いわき」市内の宿の予約が取れたこともあり、また、常磐線が竜田駅(楢葉町)まで6月1日から運転再開という報道が1日付けの東京新聞の社会面で伝えられていたので、以前から気になっていた線量計測に出かけました。もとより、この「いわき」から先の沿線には広野までは2012年から、数回、行っているのだが、線量の測定までは私自身、個人で行っていなかったこともあり、また、予想はしていたものの、今回の測定結果には驚きを禁じえなかった。







「いわき」から先に四ツ倉(よつくら)という駅があるが、竜田行きの始発(7時50分)の電車には四ツ倉と思われる地域に高校があるのか、生徒さんが大勢、乗車されこの駅で降りられた。思わず線量計を車内で覗くと毎時・02μシーベルトを超える数値が出ていた。それ以降、この駅から平均的に次第に上昇し始めた。





以前、このブログに書いたこともあるのだが、四ツ倉を過ぎると外の風景が、トンネルをいくつか過ぎれば、一変してしまう。この季節の、まばゆいばかりの田園風景が一変して、しまうのだ。
それは、「トンネルの抜ければ雪国だった」というような感情ではなく、まったく相反する違う感情が胸を突き刺し、怒りとともに涙が落ちるという始末である。













(竜田駅から徒歩約10分のところに位置する雑木林の脇の道路の外側。すぐ近くには人が住んでいないと思われる民家)


今日、撮影した写真を数枚、添付してありますが、、これを読まれ、また、写真を見られた読者の方がどのように思われるかそれは自由であるが、福島の現実は私たちの問題だということをあらためて強く伝えたい。

2014・6・3 船橋市自宅より
文責:弓場清孝