難聴は治らない | やせ我慢という美学

やせ我慢という美学

夢はきっと叶う ひとつだけきっと叶う
そのために何もかも失ってかまわない
それほどまでの夢なら叶う
一生にひとつだけ
夢はきっと叶う 命も力も愛も
明日でさえも引き換えにして きっと叶う

結局、難聴は治らずにおよそひと月経過した。

もうたぶん治らない。最初低音のみ聞こえなかった右耳からはほとんどの音が消え去った。代わりにずっと冷蔵庫のモーター音のような耳鳴りがしてテレビが点いているとその機械的な音声が耳元で小さなスピーカーがあるかのようになり続けている。

聞こえない状況に増してそれがイライラする。

難聴なんか補聴器で補えるけれど、この耳鳴りがこれほど人をいらだたせるものだとは思わなかった。

朝起きるのが憂鬱で仕方ない。

ハードワークとストレスはよくないと言われたがこの難聴、耳鳴りの状況がストレスだからどうしようもない。

走ることもせずにひたすらゆっくり歩いた。7月にはお披露目の会やら指針書作成やら息子の引っ越し準備やらで忙しくスケジュールが埋まっている。どうしたもんか。

 

今日は朝から草刈りしてそのあと山を走ってきた連中と合流して温泉行ってご飯食べてゆっくり過ごした。

ぼくは休日に他人と過ごすことがすごく苦手でほぼ単独行動だけれど、今日のメンバーだけは特別。全く気を遣わずに済むって、そうそうない。

まあ、ちょっとは英気を養ったところで明日以降に備えよう。