坂本誠志郎 | やせ我慢という美学

やせ我慢という美学

夢はきっと叶う ひとつだけきっと叶う
そのために何もかも失ってかまわない
それほどまでの夢なら叶う
一生にひとつだけ
夢はきっと叶う 命も力も愛も
明日でさえも引き換えにして きっと叶う

かつて、ダルビッシュが「坂本誠志郎は日本で一番うまいキャッチャー」と言っていた。

ダルビッシュとインディアンはウソをつかないからその説は本当だ。

昨日も坂本のリードが光った。

打撃はまだまだだけれど、キャッチングについては坂本。ダルビッシュが言っているから本当だ。ダルビッシュの言葉を人づてに聞いた坂本は舞い上がるほど喜んだ。そうだろう、ダルビッシュといえば、今や生きながらにして伝説と化した人物だ。そんな人に最大限の評価をしてもらったら、誰だって舞い上がる。

カリスマって誰の心の中にもいる。

この人のために生きているし、この人のためなら死ねるし、この人にけなされたら生きていたくないと思うし、この人のためになにができるだろうと毎日考える。このブログもずっと心の中にいるカリスマへの恋文だ。けど、ぼくはカリスマにはならないし、なれる器ではない。

カリスマ……志村けんにあって、加藤茶にはないもの。松本にはあって浜田にはないもの。ダルビッシュにはあって田中マー君にはないもの。その差はなんなんだろう。言葉にはなかなかできないけれど、本物臭が匂い立つかどうか、かもしれない。仕事や生き方に対してどう向き合っているのかを、嗅ぎ取る力を人は本能的に、生理的に一瞬で察知するんだろうなあ。ぼくのニセモノぶりも、3秒で嗅ぎ取られているはずだ。「よし、本物になるぞー」って、無理だ。

 

ダルビッシュ「(坂本誠志郎は)うまいですよね。」「どんなフレーミングなのか1回投げてみたいですよね。」 | トラニュース 阪神タイガース応援ファンサイト (tora-news.com)