『怪物』 2023年 日本映画。

是枝裕和監督。郊外の街を舞台に、無邪気な子どもたち、息子を愛するシングルマザー、学校教師が織り成す圧巻のヒューマンドラマ。

重たい映画だろうという想像通り、もー本当に前半なんかきつかったっです。とてもしっかりと作られた映画と思います。彼ら二人はどうなったのかは、是枝監督らしいなと思いました。

『川の底からこんにちは』 2009年 日本映画。

上京して5年目のOL・木村佐和子(満島ひかり)が、実家のしじみ工場を継いで人生に立ち向かっていく姿を描いた人間ドラマ。

満島ひかりの頑張りが凄く感じられます。考え方が短絡的であるのでちょっとなじめないところもありますが、面白かったかなという感じ。

『マッド・ハイジ』 2022年 スイス映画。

『アルプスの少女ハイジ』を大胆にアレンジしたバイオレンス映画。製作費は主にクラウドファンディングを利用し、19カ国538名の投資家から約200万スイスフランを集めた。

『プー あくまのくまさん』を見ていたので、この映画もやばいかと見るのを躊躇していましたが、この映画は大丈夫です。引きずる事はありません。

『アデル ファラオと復活の秘薬』 2010年 フランス映画。

若手ジャーナリスト・アデルは、妹の命を救うため、古代エジプトの秘宝・復活の秘薬を追っていた。その頃、パリでは国家を揺るがす“翼竜プテロダクティルス事件”が勃発。この事件と復活の秘薬の関係に気づいたアデルは、ルーブル美術館に駆けつける。

前に見ている事しか覚えていませんので、また見ました。物語の設定がいま一つではあるのですが、私は好きです。ネット上の評価も残念ながら低いです。

『偶然と想像』 2021年 日本映画。

第71回ベルリン国際映画祭にて銀熊賞(審査員グランプリ)を受賞。「偶然」をテーマに3つの物語が織りなされる濱口竜介初の短編集。第1話『魔法(よりもっと不確か)』 第2話『扉は開けたままで』 第3話『もう一度』

どの話もほんとに「偶然」でした。興味深くどれも見ましたが、『もう一度』は今後どのようになっていくのか想像出来ませんでした。

『ゆとりですがなにか インターナショナル』 2023年 日本映画。

「ゆとり世代」と呼ばれるアラサー男子3人が仕事や家族、恋、友情に翻弄されていく姿を描いた連続ドラマ「ゆとりですがなにか」の劇場版。

あまりにもドタバタでなんか見るのが嫌になり、ネット評価を確認したらまあまあ良かったので最後まで見ましたが、結局最後までドタバタでした。

『愛にイナズマ』 2023年 日本映画。

アフターコロナの世界を舞台に、大切な夢を奪われた男女が世の中への反撃を企てる姿を描くコメディ。石井裕也監督、松岡茉優と窪田正孝がW主演を務める。

石井裕也監督なので独特の世界観となります。ジャンルがコメディとなっていますが、笑えません。前半のMEGUMI、三浦貴大が出ている所は、つまらなかった。ちょっと家族が急に仲良くなるのはおかしいと思いますが、後半は良かったです。

『スラムドッグス』 2023年 アメリカ映画。

自分を捨てた飼い主への復讐に燃えるワンちゃんたちの姿を描いたコメディ。

下ネタが多くて異性で鑑賞する映画ではありません。犬の演技がとても良かったです。やったー!という気分にさせてくれます。

『パリタクシー』 2022年 フランス映画。

タクシー運転手が、終活に向かう92歳のマダムを乗せパリ横断の旅に巻き込まれていくヒューマンドラマ。
無愛想なタクシー運転手シャルルは、金も休みもなく免停寸前で、人生最大の危機に陥っていた。そんな折、92歳の女性マドレーヌをパリの反対側まで送ることに。終活に向かうというマドレーヌは、シャルルに次々と寄り道を依頼する。彼女が人生を過ごしたパリの街には多くの秘密が隠されており、寄り道をするたびに、マドレーヌの意外な過去が明らかになる。そしてそのドライブは、いつしか2人の人生を大きく動かしていく。

心が洗われるような良い映画でした。

『ゴジラ-1.0』 2023年 日本映画。

ゴジラ70周年記念作品として制作されたゴジラ作品30作目。第96回アカデミー賞で邦画・アジア映画史上初の視覚効果賞を受賞した。戦争によってなにもかもを失った日本は、生き延びた人々が日本復興を目指していた。そこに巨大怪獣ゴジラが出現して東京を破壊し始める。

アカデミー賞受賞した事とストーリーがしっかりしてそうなので、ゴジラはあまり見たことがないのですが今回見ました。良かったです。泣けるところもありました。視覚効果賞に値すると思いますが、時々映像が雑になるのでギャップが気になりました。