4月7日(日)のディナーは、小田原市栄町にある、メシモ(MECIMO) へ。
こちらは、近隣の食材、器作家、アーティストなど取り込んだ地元密着型のフレンチレストラン。
フランスのガイドブックGault et Millau(ゴ・エ・ミヨ)で3トック、食べログの百名店にも選ばれている人気店です。
事前にコンシェルジュに手配を依頼し、楽しみに訪問しました。
18時の予約時間に合わせて車で向かうと、お店の前の駐車場で出迎えてくれて、すぐに席にご案内いただきました。
お料理はおまかせコース、お酒はワインペアリングでいただきます。
メニューには、主に使う食材名のみ書かれていて、提供のタイミングで説明してくれます。
まずは、シャンパンで乾杯。
シャンパーニュ エキストラ・ブリュット レミ・ルロワ
シラス
春巻の皮の皿の上に、シラス とカスべ。
サックサクの食感と、シラスのしっとりした柔らかい食感のコントラストが面白いです。
アラヴィ ジュリアン・メイエー 2021
椎茸
しいたけのフランで、上にかけた出汁は、シイタケ以外にも、なめこや、ヒラタケなども使っているそうです。
柚子胡椒が程良く効いていて、爽やかです。
ワインペアリングですが、次の料理には、日本酒を合わせるそうです。
隆 特別純米酒無濾過生原酒 備前雄町 小藤
鰤、ウマズラハギ、鯵
3種類のお魚の上には、カラフル大根、サラダリーフ、ルッコラなど、見た目も鮮やかです。
黒酢、シェリービネガーなどで、爽やかに仕上げていて、日本酒がよく合います。
ロードゥ・ヴィーニュ ラ・クーレ・ダンブロジア
酸化熟成させたワインで、お肉に合わせています。
相州牛
タルタルにした相州牛に、地元のマグロを合わせています。
牡蠣の上には、解禁されたばかりの生しらすものっています。
さらにオプションで、北海道はだての雲丹とキャビアをトッピングしていただきました。
口の中一杯に、贅沢な味が広がります。
カンパーニュ
この後の魚料理、肉料理のソースに合わせてくださいということで、ここでパンが登場しました。
サヴァニャン・ウイエ ドメーヌ・デ・ノーテス・ブルー 2020
鰆
レアなサワラと、サワラの白子
目の前で、ブイヤベースをかけてくれます。
解禁されたばかりの桜海老、パクチーの新芽がいいアクセントになっています。
シュヴェルニー・ルージュ・ラ・ピエール・オー・シアン クリスチャン・ヴニエ 2020
マンガリッツァ豚
手前の大きなお肉はマンガリッツァ豚で、奥はブルターニュのお肉。
どちらもとても柔らかく、ナイフがスっと入ります。
赤いベリー系のソース、白いブルーチーズとふきのとうのソースのどちらもよく合います。
焼菓子もとても良い仕上がりです。
ニオイコブシ
匂辛夷(においこぶし)の木の、華やかな香りをつけたデザート。
メレンゲ、イチゴ、ホワイトチョコで、美味しいです。
食後のドリンクは、緑茶でさっぱりと。
どの料理もそれに合わせたお酒も素晴らしく、大満足でお店を後にしました。