一昨日の夜は、根府川駅からタクシーで向かったところにある、磯料理 一吉 へ。
こちらは、小田原市内で人気のお店で、お刺身の盛り合わせや、
金目鯛のしゃぶしゃぶなどを、海や漁港の目の前で楽しめるお店です。
お店の前の生け簀には、海水が流れ込んでいて、お魚も安心できる環境です。
ちなみに、完全予約制で、閉店は20時。
事前に電話予約の際に、メインの前のお刺身をどれにするかチョイスします。
ちなみに、コロナの影響で、今は最寄りの根府川駅で待っているタクシーもなく、
代行もタクシーも、手配が大変とのこと。
宿泊先のヒルトン小田原とお店の往復のタクシーの手配を、
おかみさんがしてくださいました。
ちなみにこちらのお店は、全室個室でオーシャンビュー。
レトロな日本家屋で、懐かしい雰囲気を楽しめます。
まずは乾杯。
ハイボール 500円
お通しは、もずく酢と、
煮鰹。
中までしっかり味がしみ込んでいて、美味しいです。
そして、お刺身盛り合わせが登場。
伊勢海老付きにしていただいて、確か7,000円ぐらい。
何人前あるのかなというくらい、たっぷりあります。
さっきまで生け簀で泳いでいたイセエビは、しばらく動いていました。
しっかりした甘みが、口の中いっぱいに広がります。
同じくさっきまで生け簀にいたサザエは、コリッコリの食感です。
続いて、日本酒をいただくことに。
地元のお魚に、地元のお酒を合わせます。
冷酒 泉橋 〔神奈川〕 800円×2
続いて、メインが登場。
金目鯛のしゃぶしゃぶ 7,000円(2人前)
肉厚のキンメダイで、見るからに綺麗です。
焼いた鯛のアラと、鰹節を合わせたスープ。
お店のお作法に従って、まずはこのスープだけいただくと、旨みがしっかりなスープです。
ここに、金目鯛のアラも投入して、仕上げていきます。
金目鯛を菜箸で鍋に入れて、箸は動かさず、表面が白くなるまで待ちます。
スープと合わせると、口の中でホロホロと崩れて、キンメの甘味を強く感じます。
続いては、たっぷりのネギと一緒に。
身はとても柔らかいので、箸を動かすと簡単に身が崩れてしまいます。
途中から、ポン酢でも食べて、少しだけ残して鍋を完食。
〆はいったん鍋を下げて、厨房で作ってきてくれました。
少し残した金目鯛は、しっかり雑炊の中に入っています。
お刺身に入っていた伊勢エビの殻は、お味噌汁になって帰ってきました。
〆は、コーヒームース。
こちらも何気に美味しく、お腹いっぱいなのに、別腹でお腹に消えていきました。
料理の美味しさはもちろん、大将や息子さんの美味しく食べるための丁寧な説明や
帰り際にタクシーに乗るまで足元を照らし続けてくれた女将さんの接客など、
最初から最後まで満足で、また来たくなるお店でした。