皆さま、こんばんは。
いい１日だったでしょうか？
わたくしは非常に珍しく高尾のしろっぴ～にひそみ、一日中引きこもっておりました。文字通り1mmたりとも外に出ず、缶詰め状態。こんな日は珍しいんじゃないでしょうかね。
あ、もちろんごろごろ寝そべったり部屋の隅っこでごそごそしたりましてや飲んだくれたり、ということではなく、日がな一日デスクに向かい、ついでに先般購入したディスプレイにも火を入れ、電話、メール、FAXを駆使してあれこれ仕事をしておりました。
通勤などの移動にかける時間、労力、コストはかからないのですが、やはり森閑とした静けさに包まれた高尾の空気にひたされ、人跡稀なしろっぴ～に立てこもって丸一日デスクワークというのは精神衛生上あまりよくないようですな。
移動も外出もなく仕事をしていたからといって“明日はその分、午後から遊びほうけるぜ！”などとなるはずもなく、明朝は6:00過ぎに高尾駅に向かい、白金高輪のしろっぴ～２に下る予定。雪が降るという不穏な予報が騒がしい夜ですが、大丈夫なのでしょうか……
そういうせつない夜に読むのにびったりな本がこれです。
『宇宙最大の爆発天体 ガンマ線バースト』
村上 敏夫博士著／ブルーバックス
この本は再読となります。昨日久しぶりに本を買ったと投稿しましたが、前の本を読み終わった後、新しい本の“在庫”がなくなりましたので、手元にあったこちらの本を取り出して読んでいるのであります。
ガンマ線バーストとは、字義通り宇宙で最大の爆発現象と言われております。どれくらいすごいかと言いますと、たった１個の星が、その属している銀河全体よりも明るく輝くほどです。ガンマ線バーストの持続時間はせいぜい数秒から数時間。その間にこれだけのエネルギーを放出するのですから気合いの入れようが桁外れです。
もし642光年ほど離れたオリオン座のベテルギウスがガンマ線バーストを起こしたら地球の生命は死滅すると言われております。約4億5000万年前のオルドビス紀－シルル紀境界での大量絶滅がガンマ線バーストによって引き起こされたことを示唆する研究結果も出ているとか。
わたくしたちの銀河系内でガンマ線バーストが起こる可能性は非常に小さいとされていますが、NASA の研究者は過去数十億年の間に少なくとも1回は地球にガンマ線が降り注ぐほど近い距離でバーストが起きただろうと見積もっておられるそうな。いやはや、宇宙って厳しい環境ですねえ……
などとつらつらと書いていたらいつの間にか夜中も夜中の22:00！ 良い子はさっさと寝て明日に備えませんとね！
それでは皆さま、いい夜を。。
