秋田通寳 背久 

 

形態 : 丸形穴あき銭 

分類 : 地方銭/創作銭 

サイズ : 直径 29mm、厚さ 3.5mm 

量目 : 16.5g 

材質 :銅 

お宝度:◎◎◎◎

作銭度:中

 

 

 

 

秋田通寳 當貮百 背久二 

 

形態 : 楕円形穴あき銭 

分類 : 地方銭/創作銭 

サイズ : 縦 50mm、横 34mm、厚さ 3.5mm 

量目 : 26.1g 

材質 :銅 

お宝度:◎◎◎◎◎

作銭度:中

 

 

 

 

秋田藩は、鉱山資源が豊富で

院内銀山や阿仁鉱山が有名です

 

独自の貨幣も数多く発行していて

秋田銀判や笹一分銀

銅銭では、

鍔銭や波銭、銅山至宝などが知られています

https://ameblo.jp/masatoman1980/entry-12828344663.html

 

幕末に至ると地方各藩は、

こぞって領内通用銭の発行を幕府に請願し

地方銭の試鋳を進めますが

それは表向きで、目的は、

天保通寳等の密造だったのです

 

秋田藩も他外に漏れることなく、1775年に

阿仁鉱山の近くに加護山吹分処(精錬所)を設け

各種貨幣を大量に製造していて

 

その中に、領内通用銭名目で

今回紹介の秋田通寳が含まれていたとしても

不思議ではありません

 

また、同所で鋳造したと判断される

秋田銭の天保通寳も確認されています