悪の化身…幽体離脱とクンダリニー 240911NO22 | ヘミシンクピンポンパン

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ヘミシンクと幽体離脱体験記

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それは人の進化や成長とは反対の方向にあるのだ。人が獣性から立ち上がるために払ってきた様々な努力にことごとく反抗すれば悪魔になる。現代ではそれは超獣とでもいった姿をしてみせる。

(続く)

 

《幽体離脱とクンダリニー…悪の化身 240911NO22》

スピリチュアル体験の多かった漫画家の永井豪は、デビルマンで悪のヒーローを描いた。彼は、意識はしていなかったと思うが、それが実在することを感じとっていたのかもしれない。しかし彼に何らかの超現実的体験があったとは考えにくいのだ。

 

それとも永井豪は、人の下半身が獣としての超人格を持つことを、体験していたのだろうか。彼女の化身は限りなくデビルマンに似ているように思えた。何故そんな姿をしていたのだろう。私にコスプレの趣味などはない。それは気恥ずかしくなるような子供っぽい形なのだ。

 

私はこのときまで永井豪やデビルマンについて、そんなことしか考えてこなかった。永井豪は人気のあった売れっ子漫画家…その程度の認識しかなかったのだ。だがそれは間違いだった。私と違い彼女には圧倒的な情報と、そこに寄せる熱情があった。

 

半生をそのようなものに掛けてきたのだ。彼女はゲーム制作者で元漫画家だった。その種のエンターテイメントを非常に愛していたし、それを仕事にしていた。方や私は、マンガはもちろんアニメも小説も、何よりもゲームとか、ゲーム性を帯びたものは死ぬほど嫌い…を超えて憎しみさえ抱いていた。

 

マンガもアニメも小説も、物語や登場人物が陳腐すぎる。賢そうでかっこいい主人公がお決まりのセリフを吐いて、こんなブサイクでおめでたいものを読んでいるやつの気がしれない。ゲームは意に反して競わされる。なぜ競争したり、闘ったりしなければならないのだ。そこには猛烈な抵抗と反発を感じる。

 

私が知っているのは、永井豪という人物と彼の作品であるデビルマンというマンガが、かつてあったということだけだった。その程度であるにもかかわらず、非物質界で私も彼女と同じような姿をしていた。

 

このワークの後で、私は初めて永井豪と彼の作品、デビルマンに多少興味をもった。検索すれば大して手間も時間もかけることなくすぐわかるからだ。30年前だったらそうはいかなかった。おかげで永井豪が何を体験していたのか、ついにその謎がとけた。

 

彼はインタビューで、非常に興味深い彼自身の霊的体験や神秘現象があったことを語っていたのだ。それについては詳しくは語っていない。本当に重要な部分は沈黙するしかなかったのだろうと思う。永井豪はたんなる漫画家ではなかった。少なくとも霊的透視者だった。そして彼はそれを視覚化し作品として残したのだ。

 

 彼はきっとアストラル界に飛翔し、時間と空間を超えて探索したのだ。善と悪を超え、深い暗黒の黒々とした闇を見たのだ。モンロー氏もそうだった。彼らは死ぬまで、そして死んでからもそれについては話さない。

 

ただ深い闇があったというだけだ。幽体離脱体験者は全て皆そうだ。それがなければ金縛りにあうことも、体脱することもない。自称霊能者や成りすま師救世主様のマンガ体外離脱にはそこが欠けているのだ。

(続く)

マサト