にほんブログ村
にほんブログ村
パイオニア的存在である最上級者に至るまでその病に犯され、
蛇の道をひた走っている。
いつまでたっても一人か二人のガイドにしがみつき離れられない
ヘミシンカーがいる。 それはその人の行動範囲の狭さや、ある
意味心の狭さ、思考の狭さや感情の狭さ、そして探究心に対する
無欲と無関心が現れており、人間関係だけは広く大きく持ちたい
というこのタイプがガイド自慢という自己肥大に陥る。
（続く）
――――――――――――――――――――――――
《Ⅱ、良い子のヘミシンク教室 ♫ 2》
自己肥大知覚の典型的なパターンとしてガイドの導きによって
人類を救出するというのがある。 これは伝統宗教の宗祖や
預言者の超現実的体験と似たようなものであり、やがてその
ヘミシンカーによって阿呆な布教が始まる。 それはその
ヘミシンカーの宇宙において為されたのだ。
黙示録が一人ひとりに訪れる終末、終わりの体験という形で
その人自身の霊界、つまりその人自身の宇宙で行われるように
ヘミシンクの知覚はそれが常に高次元での体験であるという
認識にくわえて、一方で相も変わらず客観的世界の実在、つまり
人類という世界、あなたや私という他者が存在するという
プレアデス次元の、物質次元の存在を前提とするヴィジョン、
知覚体験としてそれは貶められてしまう。 ヘミシンクを行う
者は客観的世界など存在しないという気付きや覚醒を何処かで
得なければいけない。
客観教から抜けられない、その結果として私が地球の危機を
救ったとか、宇宙戦争を終わらせたとか実際に起きているのは
そのヘミシンカーは世界ではなく自らの宇宙を何らかの形で変えた
ということなのだ。 それは確かにすごいことでありヘミシンクなら
ではのダイナミックな、自らによる自己啓発や自己変革のあり方
なのだが、それが何を意味しているのかを理解していない。
客観的な我々の宇宙から一人ひとりの宇宙、私の宇宙、あなたの
宇宙という形で私やあなたが存在するという自覚と知覚を得、
そうした体験の積み重ねによる覚醒が宇宙意識であり、その
ときオリオンの宇宙、コスモスへと反転していく。
それは一日中、一年中というわけには行かず、常にプレアデスへと
引き戻されるが、ヘミシンクや幽体離脱体験を飽くことなく続ける
もの、それを修行のように続ける人々は波動を上昇させていく。
低次元プレアデスによって常に下振れの激しかった魂の波動は
次第に安定し、一定以上をキープし始め、ヘミシンクはワークの
時だけではなくそれは平常時においても発動し始め、その体験者
を取り巻く世界、仕事や人間関係も大きく変貌していく。
反転の意味、内部宇宙の何たるかを理解しないものはその状態を
持ってヘミシンクは危険だというのだろう。 私はそのような人々
に対して馬鹿につける薬は無いということにしている。
あれは危険～これは怖い～それはイヤ～～♪ 年がら年中愚痴と
文句ばかり並べ立て自ら動こうとはせず、本の知識ばかり詰め
込み、ヘミシンクの自己肥大を批判し成りすま師評論家におさ
まり、自らは本の知識とネットの情報によって自己肥大している
ことには気づかない。 こういう人々は雲のじゅうたんにでも
乗って覚醒できると思っているらしい。
反転とは死から生へ、カオスからコスモス、恐怖から愛へ
鉄から金への転移であり、ベータ波からデルタ波へと反転する
のだ。 それは眠っているのではなくワクワクの中に生きる
ことを意味する。
アセンションはそのような形で起きており、ヘミシンクや
意識的な霊性トレーニングを行っていない大方の人々は潜在
意識で主に睡眠時にカイタイとサイコウセイという形で体験
している。 ヘミシンカーの多くはワークで得られる知覚や
フォーカス体験が外部宇宙から内部宇宙への反転であるという
現象を全く理解しておらず、せいぜい内部宇宙を心の中の探索
程度にしか考えていない。
内部宇宙とは知覚内面や知覚背面のことであり、それは我々が
未知と呼んでいる部分に宇宙があるという知覚と認識なのだ。
壁の向こう、ポケットの中、月の裏側、地球の内部、我々の肉体
の背面やその内部、そして素粒子の内部、物の向こう側や光の入ら
ない物の影、そして物の内部空間、それを内部宇宙とかコスモス
オリオンと呼んでいる。 ヘミシンクや幽体離脱体験はカオス
プレアデスからオリオンへの反転体験なのだ。 ヘミシンカーも
体脱体験者もそれがどれほど深遠な意味を持っているのかあまり
にもわかっていないのだ。
自己拡張や肥大というヘミシンク体験者は年がら年中、朝から
晩まで自分のガイド、《何々様～》の宣伝自慢に明け暮れ始める。
この《ガイド御本尊様教》はやがて私はあなたのガイド～、
ガイド何々様のご宣託～となって布教活動をやりだし、
広宣流布を目指し、世界平和を唱えるのがこのタイプなのだ
（続く）
マサト