幽体離脱・誰かがやってくる | ヘミシンクピンポンパン

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ヘミシンクと幽体離脱体験記

NO―2674 
2014年4月12日 土 深夜1時過ぎ


ミッション
深夜の訪問者を迎える。




この日、夜中の1時過ぎに寝た。
これはいつもの時間だったが、しばらくすると眠りに
つけないことに気がついた。最近こういうことが多い。
今夜もかと思い、フトンの中で30分から1時間ばかし
何とか眠ろうと努力し続けた。


次第に意識が睡眠へと向かい始め、私は闇へと

沈み始めた。しかしすぐに覚醒へと戻ってしまう。
何度か、そうしたことを繰り返したようだったが、

その都度私の周りで《シュ~~~》という音が

していることに気がついた。


この音に呼び戻されるのだということにようやく気がついた。

それは人や動物の呼吸の音のようでもあり、規則正しく
繰り返されているようにも思えたが、決して同じ音では
ないことにも気づいた。

毎回微妙に違い,それは《シャ~~~》とか《ジャ~~~~》
とか電磁的なノイズのようにも聞こえた。


そんなことに意識を向けている内に、ますます寝られなく
なってしまったことに気づいた私は、誰かが呼んでいる
のだろうという結論に無理やりこじつけようとしてい
た。

それで何とか、睡眠から体脱へとやる気を高めようと
努力してみたのだがモチベーションは上がらなかった。

部屋には、すでに誰かが入っているような気配がして
いたが勝手にしてくれという感じだった。


取り敢えずフトンの中で屍のポーズを取り、体脱の
姿勢にはいった。足先のチャクラに意識を持って行き、
踵から脛へと順次上げていく。

振動も何も無くすぐに身体から抜けたが…‥しかし弱い。


上半身の3分の1程が出たところで引き戻されてしまった。
もう一度やってみようとしたが面倒で煩わしさを感じていた。

その時、ふと足元から誰かがやってくるのに気づいた。
それは、すぐに私の近くまでやってきて顔がはっきりと見えた。
私の知らない人物で男性だった。


40から50歳くらいで、あるいは30代後半か?

男らしいしっかりとした顔立ちで、彫りが深いというわけ
でもなかったが多様な、しかし西洋的な民族と血族を感じ
させるアジア人種だった。肩から腕にかけた筋肉が発達
しており首も太かった。余分な脂肪など一切ない
鍛えあげられた肉体だった。


渋い口髭に、知的な眼差しだったが屈強そのもので、
格闘技や武術に長け、幾つも修羅場をくぐり抜け、
きたという印象だった。
この男がネガティブであることはすぐにわかった。
私を偵察に来たようだった。


暫く私を観察すると、いきなり上から襲いかかってきた。
首を絞め、殴りかかってきた。膝蹴りも使っている様子
だったがあれもこれもで、一つひとつの動きが決め手に
ならず大した効果がない。ただ私の上でバタバタしていた。


男の動きは、何故か奇妙に遠慮がちであることに気づいた。
こいつは何をしているのだと思ったら、この男は私を

恐れているのだ。私はなにか奇怪な化獣に見えて

いたのかもしれない。


この男は監視者なのかもしれないが、今晩

はじめて私を間近で見るようだった。この男に

捕まれば身体から抜け出せるということに

気づいた私は、彼の首に絡みついた。


彼は文字通り血相を変え、慌てふためき、
私から逃げ出そうと死に物狂いで暴れ始めた。

その割に動作は鈍く、私を引きずり出すだけの

パワーがないのだ。


おそらく彼は恐怖で動けなかったのかも

しれないが私はそのことに気が付かなかった。
それで、もっと勢い良く暴れろとばかりに、私は

この男の知性あふれる頭から、筋骨隆々の手足や

胴体まで締め上げ、噛み付き、爪を食い込ませ

腕をもぎ取り、内蔵を引きずり出してやった。


しかし,この男はかえって恐怖で凍りついて
しまったようだった。
動かなくなってしまった

のでしかたなく離してやった。
これは監視者やビジターに捕まって体脱するという
楽ちん幽体離脱の新しい手法になると思ったのだが
うまく行かなかった。


訪問者にネガティブ感情がある場合は、向こうも怖いのだ。
この監視者は、私に強烈な敵対感情があり、彼の恐怖を

私に投影してしまったのだ。彼が戦った相手は私ではなく

彼自身だった。だから強くて当然だ。誰しも自分の

恐怖にはそうは簡単には勝てない


男は幽体離脱のビギナーで、まだこの辺の仕組みが

わかっていないのだろう。人を支配し、操ることが

出来ると思い込んでいるタイプの低級俗物プレアデス人で
どこかの陳家カルトや、ロリコンヒーラーからいんちき

臭い魔術やヒーリングを習い、教祖やマスターや

覚醒者に修まりたがる人種なのだ。


こういうのを私は《お笑いスピリチュアリスト》と呼んでいる。

ネットで私のブログを見つけ、何をトチ狂ったのか

アストラル界から夜討ちをかけて来たのだ。
「またおいで」と私は隣のベッドで寝ている妻に

気付かれないように小さな声で言った。


妻が寝ているベッドの上には、寝室にはない

全く別の光景が見えていた。
そこには見えないほどの遥かな高さから吊り

下がっている豪華なシャンデリアがあった。


シャンデリはまるで夜の闇から降りているようだった。
妻が寝ている側の寝室が円周状の何層もの

吹き抜けになっており、上のフロアから私達を

見ている人々が見えた。


銀色の体にぴったりとしたジャンプスーツの

ような服や、銀色の長いローブに身を包んでいた。

そこに行こうとして、身体から出たがすぐに引き戻された。
何度かやってみたが、私がその気になっていないのは

明らかだった。


朝は早いし、とにかく早く寝なければ。そんなことばかり
考えていた。しかしこの後、私は眠りにつく前にバシャールと
話していた。 いまの男はどこの誰だ、みたいなことを

聞いていた。


最後までお付き合い頂きありがとうございます。
マサト










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