夢で逢えたら | ヘミシンクピンポンパン

ヘミシンクピンポンパン

ヘミシンクと幽体離脱体験記

NO―1230 夢で会えたら

2012年5月12日土 AM6時55分~7時10分 15分

CDはメディテーション


ミッション

夢を再現する。


「夢で会えたら」というタイトルはRayさんの

ブログから借りました。

ヘミシンクで、完全に忘れてしまった夢の再現や

納得の行かない形で終わってしまった、夢の

続きを見る事ができます。

それはヘミシンクで簡単にやれます。


そして効果は抜群と言っていいかと思います。

夢を疎かにしてはいけません。

それはもう一つの現実なのです。


私は普段めったに夢を見ないのですが高まるフォトンパワー

のためか、単なる強迫観念によるものなのか、この2~3週間程は

明け方、毎日のように夢を見ていました。


私の場合、寝るときはゆっくりと寝ていたいのですが、

今は、そうも行かないようです。

この日も朝の、おそらく5時過ぎくらいから

見始めた夢が延々と続いていました。


あまりしつこいので明晰夢に切り替えてやろうと思い、

夢に介入する機会を伺っている内に朝になってしまいました。


そして起き上がった瞬間にほぼ全てを忘れてしまったのです。

まるで私の詮索から逃れようとするかのように、

夢は消えてしまいました。


非常に不愉快な夢だったという印象だけが残ったのです。

毎日こんな調子で悪夢に振り回されていたのではたまりません。

少し時間があったのでヘミシンクで、今まで見ていた夢を

追跡してみました。






時間がないのでメディテーションの残時間を15分に

設定してスタートする。

すぐにガイドの声が聞こえてきた。


「美しき、美しき~」「麗しの~」「歓の~」

「見目なるかな」 「かしこみかしこみ~」

「何ですか、それは」

            「あまり気になさらないで下さい」

            「単なるノイズですよ」

「気にします」

            「意味を教えましょう」


今の言葉が、そっくりそのまま繰り返された。

単なるノイズ? 言葉に意味は無い!

つまり夢に意味はないといっているのだろうか?

しかし私は本当に知りたいのだ。


ヴィジョン変わる。

地平線に左右に広がっている山脈を見ている。

山脈はアルプスのようにも見えるが、よく見えない。


下の方にまるでテレビ画面にノイズが入ったかの

ように何本もの横線が入っている。

このヨコシマな線の中に入ってみた。


数秒のクリックアウトの後、気味の悪いアンコウが

大きな暗い口を開けているのを見ていた。

その中に飛び込む。 暫く暗黒のトンネルを行く。

やがて岩山の上に円形コロシアムを思わせる人工物が

見えてきた。


ギリシャ、ローマ風の未来ヴァージョンといった感じ。

この岩山はさっきのアルプスの頂上かもしれない。

コロシアムの中に入る。

大勢の人々がいた。


古代ローマ風の布を身体に巻きつけた

装束の人々が行き交っていた。

何故か私はここで突然「あっああああ~~~!!」

っと叫び始めた。


っというか私は嘆息し、そして絶句した。

いったい何があったのか?

私にもわからなかったが、コロシアムの奥深い

暗闇から誰かが姿を現そうとしていた。


「プロメテウスだ」

「プロメテウス様だ~」

という言葉が居合わせた人々の口から発せられた。

いつの間にか建物の外にも大勢の人々がいた。


束の間にコロシアムの前には広場と群集があった。

入り口に現れたプロメテウスを群集は見上げている。


「王様なのか」と私は群衆に向かって聞いた。

            「違う!罪人だ」

という声が群衆から上がってくる。

            「罪人王様だ~~!!」

という叫ぶような声があちこちの群衆から

上がりはじめた。


〈罪人王? どういう事だろう?〉

私には、プロメテウスは慈愛に満ちた眼差しの

堂々たる、王の中の王に見えた。


ヴィジョン変わる。

罪人王プロメテウスは絶壁に架けられた、今にも

崩れ落ちそうな頼りない吊り橋を渡っていた。

霧が如何にも深そうな死の谷を隠していた。


プロメテウスは橋を渡る途中、私の方を振り返り

微笑んだ。 

何度も振り返り、私に向かって名残惜しそうに微笑んだ。

渡り切ると向こう岸の絶壁の上に立ち、私に向かって

叫んだ。


          「もうこれで良い」

          「私が全てをこちらに運んだ」

          「全てはうまく行く」

と言って手を振り、行ってしまった。


プロメテウスの先には果てしなく続く、

荒涼たる死の世界が広がっていた。

彼は吹き荒ぶ風の中を歩き始めた。

ここでCDは終わった。


「ありがとう」

と私はガイドに言った。

          「気にすることはありません」

          「全てはうまくいきます」

          「全ては回っているのです」

お終いです。



これは今朝方、見た私の夢そのもの

ではなかったかもしれません。

しかし夢の内容について知ることは出来ます。


そして夢はコントロール出来るのです。

夢の意味はよくわかりませんでしたが

私自身を説得することは出来ました。


私は夢を‥‥‥ではなく、私がそれを

見たという私の現実を信じるのです。

夢を疎かに放置してはいけません。

それはもう一つの現実なのです。


最後までお付合い頂きありがとうございます。

マサト








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