以前日本の実質の法人税はEU連合国と変わらず30%代にも関わらず日本企業はなぜ振るわないのでしょうか?


 それは日本が独自に進化しすぎたあげく、ガラパゴス化しているというのが原因なのです。


 ガラパゴスというとガラパゴス諸島というのがあって、諸島内で生息している生物が独自に進化しているという不思議な島であります。Σ(゚д゚;)


 日本では需要があるが、その日本が求めている価値観が世界に通用できず、独特な進化を遂げてしまった日本製品などをガラパゴス化と言います。(ノ_・。)


 カッコイイ言い方をすると、日本がウサギで世界がカメだとします。日の丸ウサギが猛スピードで駆けていてもワールド亀はノンビリと歩んでいます。日の丸ウサギの製品が求められるのはまだ先の話で、世界はそんな技術求めてないよってな感じでしょうか?


 例えば発展途上国には電話が出来れば良いのにという人に、絵文字できるよ!インターネットできるよ!スケジュール機能あるよ!と多機能だが値段が高い携帯と、安くてちゃんと電話繋がって、故障しにくい携帯のどちらかが売れるかというと、まさしく後者であります。


 円の価値が上がって他国と競争できないというのは一部ありますが、日本企業のマーケティングが見事にズッコケてしまったのである。韓国企業のサムスンは上手いこと国々によって商品を変えた「カメレオン」型のマーケティングで儲けています。


 皆様の記憶に新しいのがブルーレイDVD陣営とHD DVD陣営とで日本企業同士で規格争いがあって今回はブルーレイDVD陣営が勝利を得、日本の規格が決まりました。


 まぁ世界に向けて国際規格を得るための準備ということになります。日本企業は電気製品など複数のメーカがあり、同じ製品でもこれはこの部品じゃないとダメだわなど、日本国内規格が決まってないなか、スルっと外国企業が世界のシェアを獲得してしまう。


 この状態で日本製品はどうですか~世界に売りつけることが出来ないのだ。


 なぜ外国企業は国際基準を獲得しやすいかと言うと、メーカ数が日本と比べて少ない点を利用し、国内規格が早急に決まり、世界に向けた戦力をいち早く手をつけれるということです。


 携帯の他にも日本の建築技術は優れており、地震にも強く大変優れている反面、非常に高価であり世界で相手にされない。


 まとめると、優れた技術を極めると他国は真似ができず、その国を警戒し隣国とお手て繋いで国際規格を得てしまうケースや日本国内でも有数なメーカーがいくつもあり、国内規格ですら決まらない状態のうちに、外国企業が世界シェアを独占し、国際規格を得てしまうというオチがある。


 そこでこの商品は使い易いのに、どうして世界で売れねぇんだぁ(`・ω・´)と言っても後の祭りなのである。


 どうすれば国際規格を得て日本の事業を拡大させるかどうか?考えてみようと思う。