東亜日報(MAY 02, 2012 07:27 )
[オピニオン]ファーストムーバー

東亜日報論説委員洪権熹による記事だ。日本語版に載る各社論説委員の中では良質な部類だ。というより、政府広報御用機関と化している韓国マスコミ人の真の実態を体現しているかもしれない。韓国経済、韓国貿易の弱点を婉曲に表現しているからだ。韓国(人)が使う用語、ベンチマーキングの実態が世界周知のことになり、手垢にまみれてしまった。そこで登場したのが、ファーストフォロワーという用語だ。意味内容は、韓国語のベンチマーキングとさほど変わらない。
ファーストムーバーとは、東亜日報によると(first mover=先導者)という意味らしい。ファーストフォロアーと同様、韓国製英語のようだ。類似の言葉として、First Mover's Advantageという用語があるようだ。これらは、通常、社会学者エベレット・M・ロジャースの理論を敷衍した「イノベーター理論」における「イノベーターズ(Innovators」にあたるものだ。
韓国はファーストムーバーたらんと考えているようだが、国内でおいてすら以下のようにいわれている。

ソウル大学の李根(イ・グン)教授は一昨日、大韓商工会議所の討論会で、「韓国は内需市場が小さく、英語が共用語でない上、世界最大市場の米国の文化コードに合わせるのが難しい非先導国であり、ファーストムーバー戦略は適切でない」と主張した。

ソウル大学教授李根は、韓国以外の通常国では自明の理を繰り返しているに過ぎない。論説事例として、ファーストムーバーの事例ではなく、ファーストフォロワーの事例を提示しているのが痛々しい。そして結びは、いつものように、以下のような文章で締めくくる。

当面は難しいだろうが、韓国産ファーストムーバーが、世界をまたにかける日も遠くないような気がする。

脳内幸せ回路で満足するなら、苦労はいらない(笑。