昨日は、埼玉県議会特別委員会の日。
 

人材育成・文化・スポーツ振興特別委員会の委員として出席。


 

「確かな学力の育成について」説明され、質疑が行われました。
 

よくある事なのですが、いまだ暗記力がもの言う学力向上のためにしれっとひとつの方向性に導こうとする項目が入っていたので指摘し質問をいたしました。


 

今回も探求活動と言いながら、生徒達に発表会までさせているようですが、課題例として「カーボンニュートラルの実現」というのが資料にあったので、「一人一人の資質・能力を育む新しい学びというのなら、そもそもカーボンニュートラル政策の是非について多面的・多角的に議論させるべきではないか」「米国などではクリティカルシンキング(なぜなのか・本当に正しいのか・批判的な問い)を重視している」という指摘をし、課題づくりは誰がしているのか、クリティカルシンキングを育む教育をしているのかを質問いたしました。
 

執行部からは、私の指摘に対しおっしゃる通りとの答弁もありましたが、私が児童・生徒だった頃にも、しれっと日本国憲法の素晴らしさや憲法を守るような方向性の発表をさせようとしたり、一つの答えがあってそこを探求させてもただの洗脳にしかならないので、あらためて真の探求授業とはクリティカルシンキング(批判的問い)の考え方の出来る教育を育むべきと意見・提言させていただきました。

お昼休みには、ふじみ野市の高畑市長が来訪されご尊父様の葬儀に参列させていただいたお礼の挨拶をいただきました。


 

その後は、拉致問題の解決検討プロジェクトチームにアジア調査機構代表の加藤健さんが講師として来てくださり、多くの議員の前で豊富な情報を教えていただき、拉致問題解決に向けて県として出来る事などの提言もいただいたところであります。



 

こどもまんなかPTでは、9月定例会に向けた最終段階の報告もありました。
 

埼玉県議会 令和6年度6月定例会もあとは調査日を経て委員長報告や討論採決を残すのみとなりましたので、最後までしっかりと職務を全うしていきたいと思います。