埼玉県議会令和6年2月定例会 予算特別委員会最終日。


 

令和6年度当初予算案の原案の討論採決、並びに自民党県議団が提出した付帯決議案に対する質疑討論採決が行われ共産党を除く賛成多数で可決いたしました。





▼自民党県議団が提出し可決された付帯決議案は以下の通りです。

事業の執行に適切な対応を求める附帯決議(案)

「第1号議案 令和6年度埼玉県一般会計予算」について、事業の執行方
法に関して、以下の適切な対応を求めるものである。

1.地下鉄7号線について、令和6年度は特に延伸への大事な一年として捉
え、さいたま市との強力な伴走体制の構築に努めること。

2.教育施策について、県立高校における職業人材教育の充実、それに伴う
新たな専門学科の創設、中高一貫教育校と国際バカロレア校の設置等、県
民ニーズに応えるために更なる検討を行うこと。

3.渋沢栄一起業家サロン(仮称)とSAITAMAロボティクスセンター
(仮称)の連携を図るとともに、国のスタートアップ・エコシステム拠点
都市への参加を見据えた事業の進捗を図ること。

4.バーチャルユースセンター(仮称)については、既存のユースセンター
の知見を生かしながら運営し、リアルなユースセンター創設に向けて、市
町村と協議すること。

5.子どもの育成等や、福祉介護に携わる保育士・幼稚園教諭・児童養護施
設職員・介護士・看護師等の人材流出と人材不足を補うために早急に県単
独で、更なる処遇改善を講じること。

6.高次脳機能障害者への支援について、「精神障害にも対応した地域包括
ケアシステム」にとどまらず、医療と福祉の連携の観点からも「高次脳機
能障害及びその関連障害に対する地域支援ネットワーク構築促進事業」を
活用し、圏域ごとに診断できる拠点病院を指定し支援を強化すること。

以上です。
 

後は本会議において令和6年度予算案が可決される見込みです。

いや~それにしても疲れました。


 

自民党県議団に移籍してから初の予算特別委員会。
 

毎日終わってからも作戦会議、部局別審査、総括質疑の中身についてや付帯決議をどうするかなど、団内でも活発な議論が行われておりました。
 

長年県議会議員を経験させていただいておりますが、初体験の事も多く大変勉強になりました。