埼玉県議会 文教常任委員会最終日。
 

本日は仙台市に本年度開校した、不登校特例校の私立学校「ろりぽっぷ小学校」を視察。




 

閉校した私立小学校を活用し、「明日また行きたくなる学校」うをコンセプトに、仙台市内初、私学では東北初の不登校特例校として開校しました。


 

子ども一人一人を尊重し、自立と共生を学ぶオランダの「メイエナプラン教育」をベースに個別の週計画、異年齢学級、探求学習を行い、一人一人の進度に合わせた学習を行う時間を充実させ個別最適化した学びを提供。


 

また、共同的な学びの時間を確保することでコミュニケーション能力の向上も目指しております。



 

不登校特例校は今後「学びの多様化学校」として名称が変更される予定ですが、普通の学校になじめなかった、あるいはなじめそうにない子ども達が23名入学し、生き生きと目を輝かせながら授業や体育の授業を受ける姿を観て、多様な学び方を提供すれば、不登校だった子ども達もほとんど休む事なく学校に登校するようになる事を学び出来ました。


 

ただ私立学校の場合は学校運営が厳しく実際は赤字経営となり、しかもそれなりの保護者負担もあるので、実際には入学を決断するのにハードルが高い部分もあり、今後地方自治体や国がどう保護者負担や学校支援が出来るのかが課題となっております。
 

公立にせよ私立にせよ、まだまだ数が足らない「不登校特例学校」ですが、多くの子ども達の気軽な居場所や学び場が出来るようにして行かなければならないと感じた視察となりました。