「彩の国さいたまひとづくり広域連合」議会に出席。

この広域連合は、埼玉県と県内全市町村から構成され、県及び市町村職員の人材の開発、交流、確保に関する事業を実施している団体です。

主体となる広域連合長は朝霞の富岡市長。

議会構成は埼玉県議会、各市町村長、市議会の中から選ばれた方々となっており、県議会からは諸井県議と私が選出され送られています。

冒頭議長選任が行われ、諸井県議が議会の議長に、副議長は伊奈町の佐藤議員が選任されました。

その後に議案審査され、まず人事案件として副広域連合長に堀光敦史(副知事)氏や井上健次(毛呂山町長)氏の他監査委員が選任されました。



次に令和5年度 人材開発事業等の状況について執行部より説明を受け質疑が行われました。

私は、●広域連合が県や市の職員向けに行う「研修事業等のポイント」の中の【全体力の向上】《チームで働く力の向上》の中にあった【多様性を力に変えるチームづくり】◆選択研修(共同)「ダイバーシティ推進」、「ロジカルなファシリテーション技術を学ぶ」『LGBTQ、外国人、障害者等多様な価値観への理解を深め、地域や組織におけるダイバーシティの推進について学ぶ。
また、チームメンバーの意見をまとめ、会議等の成果を高める技術を学ぶ』とありましたので、このような職員研修の具体的な中身や予算、どういった団体が行っているのか質疑いたしました。

執行部からの答弁として

▼研修の内容について、ダイバーシティ推進の研修はダイバーシティ研究所という財団があって、そちらの財団理事を講師に迎えて研修を行っている。

内容としては、地域におけるダイバーシティ推進の意義や分野別の知っておきたい取り組み、それからダイバーシティに配慮した住民とのコミュニケーションについてや組織の推進などについて学ぶものとなっていている。

ロジカルなファシリテーション技術を学ぶの研修の内容については、専門のマネージメントサポートに講師にお願いしている。

まずファシリテーションの基礎について話し合いがうまくいくような技術になるが、このような技術はどうして必要なのか、それがもたらすような効果について説明をした後、ファシリテーションに求められる実際のスキルについて主に3つに分けて学んでいただく。

その後実際にファシリテーションの実習をやって、講師の方から改善点などについてアドバイスをいただく形で研修の内容は実施している。

予算については、彩の国さいたまひとづくり広域連合の令和5年度の当初予算2億9,530万6,000円のうち、この研修のダイバーシティ検証については約予算として120万円、プロジカルなファシリテーションについては約30万円という状況となっている。

講師の選定については、毎年度、講師を研修の企画委員会の中で、どのような方にお願いするかということで検討している。

具体的には、これまで他の団体で講演を行った実績があるような方の中から私どもの方が目指している講義を行っていただけるような方について、どの方が実は相応しいかという議論を内部で行い選定している状況である。

↑以上のようなやり取りを行いました。

横文字も多く県民には理解しにくい部分もあるかと思いますが、県や市町村職員研修が県民サービスの向上に結び付き、県民に理解されるよう「彩の国さいたま広域連合」議員として職責を果たしていきたいと思います。