防衛増税を目論見る、「防衛力強化に関する有識者会議」の有識者って一体何を考えているのでしょうか。

ニュースによると
>「大戦時の軍事費調達のため多額の国債が発行され、終戦直後にインフレを招いた歴史を忘れてはならない」と主張。「むやみに国債発行をしてはならない」との意見もあった。

との事。
 

相変わらず、何とか理由をつけて増税したい政府の有識者会議。

終戦直後に悪性のインフレになったのは、国債で買った戦闘機や軍艦が沈み、空襲で生産地の供給能力がほぼ壊滅したからでしょ。しかも終戦二年後であっても平時の1.5倍位の話。

まずは、有事の初期の段階で自衛隊や生産供給能力が簡単に壊滅ならないよう、まずは十分な財源をあてしっかり備えるのが大事。

また、財源うんぬんの話も基本は防衛国債で良いし外為特会における為替介入で儲けた数兆円を充てるのも良し、現在では存続すら難しい位の状況である国内防衛産業を儲かるようにして、将来的には税収を伸ばして財政再建を図ればよいだけの話だと思います。