本日は「決算特別委員会」2日目で企業局・下水道局について審査されました。



企業局(工業用水道事業、水道用水供給事業、地域整備事業)はについてであります。



下水道局については先日視察した中川水循環センターを含む内容の審議をいたしました。



工業用水道事業、水道用水供給事業、地域整備事業ともに、純利益を確保、工業用水道事業、水道用水供給事業は2年ぶりに黒字令和3年度決算では地域整備事業は7年連続黒字決算、となったとのこと。
下水道事業も純利益を確保とのことです。



私は特別利益という事で、福島第一原発の事故の関連で東京電力からいまだ1億1689万円にも及ぶ補償金をいただいている事についていつまでこの補償は続き特別利益をいただけるのか質問いたしました。



さすがに放射能に汚染された汚泥の処理はもう無いものの、令和3年度決算の補償金は平成29年度に処理され合意された金額との事。

令和2年度分までの補償が話し合われているそうなので、少なくとも今後3年以上はこの東電から埼玉県の下水道局に対する補償は行われる見通しとの事でした。

福島第一原発事故の爪痕の大きさを実感すると共に、東電が埼玉県に補償するお金は我々が払う高い電気料金から補われているのかと思うと複雑な気持ちになったところでもあります。