台湾外交部は、中国の王毅国務委員兼外相が国連総会で、台湾は中国の不可分の領土だと強調したことに反発し「台湾は自由な民主主義国家」「国連憲章が武力による紛争解決を禁じているにもかかわらず、中国は最近台湾に対する軍事的威嚇を強めており、国連憲章の精神に反する」との批判をしたそうです。

台湾の中国(共産党政府)批判はごもっともであり、そもそも国連という組織、直訳すれば連合国という第二次大戦の戦勝国が常任理事国で、ロシア、中国も含まれた上に、常任理事国がその国連憲章を守る気がないのであれば最早国連の存在意義すら考え直さなければなりませんし、国連至上主義は見直さなければならない課題だと思います。