本日より埼玉県議会は12月定例会がスタート。

開会初日でしたが議案提案直後に、審査と採決が行われ大野元裕知事や副知事ら特別職と県職員の期末手当(ボーナス)を、いずれも0・05カ月分削減する条例案が可決されました。

また議案の説明の中で注目すべきは、埼玉県が霞ケ浦導水事業から撤退をする事を表明した事。

水道水を茨城県の那珂川から霞ケ浦を経て、さらに利根川経由で北千葉導水路から確保しようとしたものです。

八ッ場ダム建設が見通しが立たない時代に参加を表明し、一部負担もしましたが、八ッ場ダムが無事完成。

安定水利権が72%から100%になった事で、今後の負担や維持経費の増額を考えると最早参加し続ける必要性は無くなったため、埼玉県は今後の無駄な経費を省くとして撤退を決めたとの事でした。

台風19号被害を食い止めた治水といい、安定水利権100%を達成したため無駄な導水事業からの撤退といい、メディアの無責任な報道や当時の政権のパフォーマンスに負けず、八ッ場ダム建設を推し進め完成させた事は、結果でも明らかなように本当に良かったと思います。