一昨日は、毎日政経文化セミナーに行き、4期16年にわたり知事を務めた上田清司参院議員と、去年の8月の知事選で初当選した大野元裕知事による「前・現知事2人が語るこれからの埼玉と日本」という講演・対談を拝聴させていただきました。

お二人とも流石に話が上手く、会場の皆様も頷きながらお二人のお話と対談を聞いておりました。

印象的だったものでは、上田参議院議員は「人の良い安倍さんは(官僚?)騙されている。

インバウンドで1000万人が3000万人になったと自慢しているが、GDPでいえば大した事は無い。365日日本にいる人達の購買意欲を上げなければ経済成長出来ないので、そちらに力を入れるべき」

「まして、(IRなど)博打で経済を成長をさせるなどとんでもない!」と訴え、会場からは大きな拍手が沸き起こっておりました。

大野知事は、就任後まもなく襲い掛かって豚コレラ、台風19号などの危機管理対策について主に説明され、危機管理への対応の高さを印象づけました。

また、得意の中東情勢にも対談では質問が及び、イラン情勢特にイランの革命防衛隊ソレイマニ司令官をトランプ政権が殺害してしまった事は誤りであると指摘。

革命防衛隊自体跳ね返りものが多く、まとまりのない集団なのに、そのまとめ役である司令官を殺害すればさらに中東情勢は混乱が続くだろうと解説しており、こちらも会場の皆さんが感心しながら拍手を送っておりました。

新旧知事の対談企画は中々面白く、最後まで会場を訪れた皆さんも真剣に聴いておりました。