政務活動報告ビデオの撮影も兼ねて、所沢児童相談所を視察させていただきました。

急な訪問にもかかわらず、所長さんを始め職員の皆様方は丁寧に説明と質問に答えていただき、児童相談所の皆様にはとても感謝しております。

撮影は出来なかったのですが、虐待や育児放棄で一時預かり所にいる子供達が元気そうにしていたのが心の救いになりました。

ただ、クリスマスイブの日に親と離れ離れに暮らしている子供達の姿を見るのは胸が痛む想いだったのも事実です。

さらに、施設全体もかなり傷んでおり、ガムテープでの壁の補修や穴が開いている柱など、定員を超えて増え続ける子供達に誠実に対応する施設の皆様は、かなり運営で苦労されているされているように見受けられました。

警察との連携がしっかりと出来るようになった事はとても良い施策なのですが、その分警察からの通報が増え、右肩上がりで虐待相談件数も上昇しているとの事です。

あらためて現場を見て、やはり県南西部(朝霞四市)への児童相談所の新設と、児童福祉司の増員は喫緊の課題として必要であると痛感いたしました。