「救う会埼玉」東入間支部主催、現在ネットで話題のジャーナリスト篠原常一郎さんをお招きしての「平和学習会」に出席。

篠原さんの人気もあり会場は満席の大盛況でした。

元共産党の職員や民主党の秘書などを経験されたからこそわかる、朝鮮総連と日本共産党と旧社会党との関係や、我が国を貶めようと工作する勢力「主体(チュチェ)思想研究会」の実態などの解説をわかり易くしていただき、大変勉強になりました。

沖縄の基地闘争には、何故かハングル語が並んでいたので調査をすると、韓国から来たチュサッパという韓国の「主体思想派」が絡んでいるとの事。

北海道のアイヌ関連事業にも「主体思想研究会」が絡み、見事に工作通り政府によって「アイヌ新法」なる法律まで制定され、北海道や沖縄が先住民族論で壊されそうになっているとの事。

ちなみにこの「主体(チュチェ)思想」とは、北朝鮮の朝鮮労働党の政治思想であります。

マルクスレーニン主義を基に、金日成が独自の国家理念として展開し、人間は自己の運命の主人であり、大衆を革命・建設の主人公としながら、民族の自主性を維持するために人民は絶対的権威を持つ指導者に服従しなければならないとする考えで、絶対的権威はもちろん金一族の事を言います。

ようするに、現在なら金正恩氏の指導に絶対服従しなければならないという非常に危険な思想でありながら、拉致被害者を出している我が国の多くの大学の教授などが、この「主体思想研究会」のメンバーにいるというのですから酷いものです。

独裁者であり、実の叔父や兄を殺害するだけでなく、その後も1万人もの側近を粛清した金正恩氏を絶対視する思想など、信じている人がいるだけでも驚きですが、その結果は沖縄で工事用トラックにわざとひかれようとするなど、北朝鮮の独裁者のために主体(チュチェ)思想派は過激な活動をしているのです。

韓国も残念な事に主体思想派の政権が出来てしまい、国民が分断され、マスコミは自由な報道すら出来なくなりました。

また、命からがら逃げて来た脱北者も支援金や生活資金を打ち切られ、今や脱北も出来ない状況なのだそうです。

篠原さんは、東アジア全体の平和を取り戻す事が大切と訴え、この「主体思想」のおかしさを多くの国民に知らせていきたいと訴えられておりました。

内容の濃いお話を聞けて、篠原常一郎さんを始め開催してくださった関係者に心より感謝申し上げます。