師範塾が主催する高橋史朗先生の教育講演会に出席させていただきました。


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最初に発達障害の2次障の予防については、3歳児までに共感性、罪悪感、恥や人の痛みのわかる子供に家庭教育で教えていかないと、いじめっこになる可能性が高くなるとの事で、2歳10かけ月の息子を持つ私としても、あらためて家庭教育、親学というものの大切さを痛感いたしました。

親守唄という子が親を思って作る詩も全国的に広がり今や40都道府県でその取り組みが行われているそうであります。

※親守詩埼玉大会
http://shishimai.p1.bindsite.jp/sai-kyoikukenkyujo/oyamoriuta-saitama.html


親守詩に関しては、高橋史朗先生を普段は批判する左巻きの方々でも共感していただき、公民教科書採択問題では激しく対立した沖縄県の竹富町の町長ですら、そのすばらしさに感動し、先生に握手を求めてきたとの事。是非、イデオロギーという色眼鏡で高橋史朗先生を見ている人たちも、親守詩のコンクールもあるのでそうした取り組み位はフラットに見ていただきたいと思います。


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また、高橋史朗先生の本来の仕事である、渡米し米国の日本に対する占領政策の資料を徹底的に調べ研究する事についても報告がありました。

米国は昭和17年(1942年)から、戦時情報局(OSS)をつくり、900人もの専門家を集めてゴーラーという人物が「日本人の性格構造とプロパガンダ」ならびに「日本文化におけるいくつかのテーマ」という論文を発表。

論文によると「戦時中に敵国に向けられるプロパガンダ」として短期の目的は4つあるとして、1、軍事的な混乱を生みだすこと 2、軍の間で「戦闘心」を失わせ市民の間で戦闘を支持する気落ちを少なくさせること 3、国内的な分裂を起こすこと 4、対戦国と軍事的に同盟関係にある国に分裂を起こすことであります。

ゴーラーの「日本文化におけるいくつかのテーマ」と題する論文は、「タイム」誌に「ジャップはなぜジャップなのか」という見出しのものに要約されたそうです。
その中で、日本人の国民性は 1、原始的 2、幼稚及び未熟で不良少年の行動に類似 3、精神的、感情的に不安定で「集団神経症」という偏見にみちたレッテル貼りが行われたとの事であります。


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また、「菊と刀」を初めとする日本文化研究は分析用語など多くの点で戦略情報局(OSS)の研究に負っており、ゴーラー論文の土台となっております。

こうした偏見に満ちた研究から、後のGHQによる対日占領政策が実施されたとの事で、戦後は日本人の戦意をなくさせる事や教育では自国の伝統や脈々と受継がれてきた精神を教えず伝統的子育ての否定を徹底的に行われたのでありました。

今回の高校日本史教科書採択問題でも、南京大虐殺二十万人、慰安婦強制連行、三光作戦などが記載されている自虐史観の教科書を採択しても、文部科学省の検定を通っているから問題ないと平気で言ってしまっている校長先生や教育委員会が出てきてしまっているのもまさに戦後教育の結果、OSSから受継がれたGHQの占領政策の申し子達の態度であると痛感いたしました。

ちなみにこの戦略情報局(OSS)はフランクフルト派と呼ばれる、ソ連のコミンテルンとは別の共産主義者が牛耳っており、初期の対日占領政策で日本共産党の野坂参三ともズブズブの関係にあって日本の社会主義化、将来の皇室解体による革命に向けた仕掛けのために伝統的教育を破壊し自虐史観の戦後教育をつくりあげた組織であります。

昭和27年(1952年)に我が国が独立してから61年。

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もういい加減に自信と誇りを失わせる事ばかり教えずに、グローバル化する国際社会の中で、占領政策で洗脳された頭をリセットして日本が自信と誇りを取り戻し、ただ英語をしゃべるだけでなく日本の真実を世界を舞台に発信できる人材を育成することが求められているとの主旨で高橋先生はお話されておりましたが、まさにその通りで、占領政策の憲兵のような言論を封じる勢力の圧力に負けず、戦後教育を見直した形での教育改革を進めていきたいと思います。