いよいよ本日より9月定例会がスタートいたしました。


本日は、知事より提出された議案の説明で本会議はすぐに終了。


その後は、我が会派「刷新の会」の団会議が開かれ、閉会中の審査の報告や今定例会の対応などを話し合ったところであります。

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閉会中の審査といえば、私の所属する文教委員会において実教出版による高校日本史教科書の採択問題がありました。


閉会中に二回に渡って文教委員会が開かれ、今回の採択理由や教育委員会での議論、二回目は現場の校長先生からも採択に至った経緯をお聞きしました。

この実教出版の高校日本史教科書、東京都や神奈川県では「日の丸・君が代がアジアに対する侵略戦争ではたした役割・・・(中略)一部の自治体で公務員への強制の動きがある」と書かれている点が問題となって採択希望を出した学校の要望を却下し、不採択といたしました。

しかし、我が埼玉県では8校の公立高校が実教出版の採択を希望し、それをあっけなく現場の意見を尊重という事で採択した事から閉会中の審査となったのであります。

実教出版の教科書は簡単に目を通しただけで、その思想性は明らかです。


先ほどの日の丸・君が代の記述だけでなく、日韓併合を韓国廃滅、伊藤博文は韓国側の立場にたって暗殺ではなく射殺、天皇陛下を骸骨としてパロディ化し絵に描いたものをわざわざ掲載、日露戦争で旅順虐殺、南京大虐殺20万人、三光作戦(焼き尽くす、殺しつくす、奪いつくす)という攻撃をおこなったと記載、沖縄戦では集団自決(強制集団死)に追い込んだと記載、慰安婦への強制謝罪記事を掲載、世界にひろがる憲法9条とひろまっていないのに護憲の立場で大絶賛、大東亜共栄圏の加害とい地図を掲載し、インドネシア400万人、ベトナム200万人、フィリピン111万人、中国で1000万人日本によって死亡したと受け取れる掲載。

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執筆者の一番最初に名前の出ている君島和彦氏は、所沢高校の卒業式、日の丸・君が代ボイコット事件があった時のPTA会長で生徒達を扇動していた人物。東京学芸大名誉教授との肩書で載っておりますが、実はソウル大学教授で、「竹島は韓国領」と発言した反日的な考えそのままの方です。

もう、これでわかる方にはおわかりいただけると思いますが、実教出版の日本史A、B共に本当に今まで見たことがない位我が国を貶める内容となっておりました。

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こんな内容のものがよく文部科学省の検定を通過したものだと呆れると同時に、この教科書を真に受ければ、必ず「日本はどうしようもない国で日本人でいるのが恥ずかしい」と生徒達は思うだろうと感じ、これは東京や神奈川のように再審査をすべきという立場から、閉会中の審査に出席し、私も何点か質問させていただきました。

まず一番疑問だった県立中学校の歴史と公民教科書では私どもがまともだと考える保守系の育鵬社が採択されたにもかかわらず、なぜ高校の日本史になると全く方向性の違う教科書を現場尊重の形で採択されたのか教育委員会にお聞きしましたが、委員長さんからは「中学校の歴史教科書の採択の時には段ボールに教科書を詰め込んで持って帰り、じっくり読んで教科書を選んだ」「今回は教科書の数が多かったのでしっかりと読まなかった」とのある種正直な答弁をいただきました。

ようは、教育委員会の事務局まかせ、これが結局自虐史観教育がちっとも変わらない元凶なんです。

そうすると、教育長や事務局から文部科学省の検定が通っているので問題ないの1点張り答弁がずっと続いていきました。

色々な教科書があるので副教材をつくって比較するから、問題ないとも言っておりましたが、その副教材とやらも生徒にプリントが配られる訳でもなく、先生に渡されるようなので、生徒は結局偏った内容の教科書しか渡されず、それで勉強するのです。

2回目は現場の校長先生も来ましたが、同じく文部科学書の検定を通っているから問題ないの1点張り、あとは見開きがいい読みやすいなども言っておりましたが、自虐史観を分かり易く教育されたらそれこそたまったものではありません。

文部科学省の検定以外の理由で、埼玉県の教育方針である自国や郷土に誇りを持てるという記述はどこかと尋ねても、まともな答弁はかえってこずあくまでも文部科学省の検定を通過しているから、県の教育方針通自国や郷土に誇りも持てるはずという1点張り。


もう聞いていて嫌になりました。

最後に教育委員会委員長に自らしっかり読んでいないという点も含め調査に不十分な点があるので、再審査する気はありませんかと問いただしても、なぜか再審査はしないとの事でした。




そこで、自民党さんから「高校日本史教科書採択の再審査を求める決議」(案)が出されましたので、私自身も賛成し賛成多数で決議案は採択されました。


しかし、残念ながらこれには何の拘束力が無いのも事実です。

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今はネットの時代。どんなに教育で自国を貶める教育をしても、すぐにネットで検索すれば嘘はばれてしまいます。

嘘を教わったとわかった生徒達は先生に対してどう思うでしょうか?


私も散々自虐史観を日本史の授業で教わって、独学で勉強していただけにしょっちゅう先生とぶつかり合い、やはり今でも当時の先生方を尊敬出来ておりません。

恩師の先生を尊敬出来ない。こんな不幸な事は無いと思います。

昨日は、清水教育委員会委員長が辞意を表明したとの事で新聞記事などにも私のコメントが掲載されておりましたが、その決断をするのなら、調査が不十分であった事を素直に認めたのだからもう一度なぜ再調査が出来なかったのかと残念でなりません。

明らかに教育委員会事務局は長年のしがらみで、子供たちよりイデオロギーに固まった教職員組合の方を見ていると思います。本日も関根教育長は共産党県議に「頑張れ」と激励されており、思わず「はい」と答えておりました。

組合も教育委員会事務局も一体となって、自虐教育をエスカレートさせ教え続けてきたのです。

だから最終決定権者である教育委員会の委員は自分たち力で調査し自分の頭で考え、教科書を選ばなければ被害を受けるのは生徒達なのです。事なかれ主義では、教育は変わりません。

私は、とにかく子供に外国の反日プロパガンダで作られた嘘の歴史を教えて欲しくない、自国を嫌いになって欲しくないその一心で闘っております。

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どうやら、教育委員長辞任の一方で文教委員会の議会決議に関しては、埼玉県教育委員会は受け入れない方針との事。

なかなか占領軍によるウォー・ギルト・インフォメーションプログラム以来の敗戦後教育に風穴を開けるのは大変な事ですが、これからもめげずに子供に嘘の歴史を教えない、自国を嫌いにさせないその思いで厳しいですが闘い続けたいと思います。



大東亜共栄圏の加害で日本によって400万人も死亡したと実教出版で掲載されているインドネシアの独立記念日の動画をご紹介します。

400万人殺されて、旧日本軍の格好を真似し愛国行進曲という軍歌を歌って独立をお祝いしますか?

2,000人の日本兵が戦後も残り、半数の1,000人の犠牲者を出してまでも再び植民地支配をしようとしたオランダ軍とインドネシア独立のために一緒に戦った仲間だからこそ、こうした独立記念パレードになるのではないでしょうか?しかし、こうした事実は絶対に教えようとしません。


</font></p><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20130920/19/masato-suzuki-jimukyoku/da/e0/j/o0800106712690146021.jpg"><br /><br /><br /><br />※<u>実教出版の教科書では慰安婦強制連行の新聞記事が掲載されておりますが、当時朝鮮総督府で働いていた方の証言です。</u><br /><br /><iframe width="300" height="200" src="//www.youtube.com/embed/18Q-OLFWSGM" frameborder="0" allowfullscreen>