何とか埼玉の空、祖国日本で零戦を飛ばしたい。

現在、所沢の航空発祥記念館に飛ぶことが可能な零戦52型が展示されておりますが、8月末を持って展示が終了し、その後解体され、このままでおりますと9月の初めには持ち主であるアメリカの「プレーズ・オブ・フェイム博物館」に返還される事となります。

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そこで元所沢市議会議員で零戦飛行委員会の大石健一さん達が何とか埼玉の空に零戦を飛ばしたいと、私の所に相談があって本日は上田清司知事を訪問して埼玉県への協力の要請をいたしました。

県としての支援は限られており、飛行計画が上手くいくかはわかりませんが、所沢航空発祥記念館を運営する日本科学技術振興財団への零戦飛行に向けた要望書の作成や、埼玉県内企業への協力の呼びかけについてはやっていただけるとの事でありました。

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もし飛ぶとすれば、話に前向きとも言われております航空自衛隊の入間基地からが有力となるそうですが、入間を飛び立った後に富士山をバックに飛行もさせたいとの想いも伺いました。
お話を聞いているだけでもワクワクし、是非私自身も祖国の空を零戦が飛ぶ姿を生で見てみたいものだと思います。

しかし、所沢航空発祥記念館との契約はあとわずか。
零戦を飛ばすにも、新たな契約先と契約し、延長させて保管するのにもそれなりの費用が当然かかります。
大石さん達も零戦の里帰り飛行に向けて協力企業を探しているそうで、費用も飛行で約4,000万円。タキシング(自らの動力で地上を移動)でも約1,000万円程かかるとの事。

オリジナルの世界で唯一、稼動可能な栄エンジン搭載機である所沢航空発祥記念館にある零戦52型。
昭和19年にサイパン島で鹵獲(ろかく)されたもので、非常に価値ある飛行可能な零戦です。

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時間も限られており、なかなか飛行させるまでのハードルは厳しいものがありますが、埼玉の空、祖国日本の空で零戦の飛行を観たいと思う多くの国民の皆様の力をあわせて、どうか奇跡を起こしていただければありがたいと思います。

協力先など、思いつく所などありましたら是非教えてください。
ご協力よろしくお願いいたします。