自虐史観教育を廃し、正しい教育の再興をめざす 保守系教職員団体 「教育者ネットワーク埼玉」の総会ならびに講演会に出席いたしました。



鈴木正人!埼玉県議会議員 すーさんのブログ

総会で来賓の挨拶を終えた後、講演会が開かれ、高崎経済大学教授の八木秀次先生による「大津いじめ問題からみる教育界の問題について」お話を伺いました。



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この大津のいじめ問題を、大津市教育委員会が滋賀県警に家宅捜索されるまで放置したのは、教育界の構造的問題であると指摘されました。


歴史教科書採択の件とも共通しているのですが、行政の長たる市長が「政治的中立」の名の下に教育委員会に対して指導するなど何も出来ないのであります。


新しい市長が誕生した場合ですと、市の教育委員会は、前任期の市長に選ばれた方であり、ほとんどが2期8年ほど務めるので、そう簡単には教育方針を変える事が出来ず、私も現場で見てきましたが市長の方針も聞かない事が多々あります。


そして、この教育委員ですらレイマンコントロールといって、教育関係者以外の方が非常勤で委員となるのですが、おかざり的な存在となってしまい、常勤の教育長や教職員組合などとズブズブの関係にある教育委員会事務局が実質仕切るので、学校の不祥事に対して、かばったり、隠ぺい体質になるのは当然の成り行きなのであります。



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今回の自殺者を出した大津市の中学校、実は平成21年度、22年度と道徳教育指定校だったとの事。


しかし、滋賀県は左巻きの教職員組合の力が強く、「人権教育」が盛んな地域なのだそうです。


人権教育となってしまうと、自分自身を弱者や被害者の立場において、権利を主張することばかり教えます。

ですから、いじめの加害者ですら、世間から白い眼で見られる被害者として人権を守らなければならなくなり、これでは自殺に追い込まれた親族はいじめられ損という結果になってしまうのです。



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この人権教育の成果でもわかるように、八木先生は、いじめを撲滅させるためにも権利の主張ばかり教える人権教育でなく、我が国の伝統に基づく「道徳教育」が大切であるとの事でした。


私も、全くその通りだと思います。


日本は世界から学ばれている良い国だという自信や誇り無いばかりに、外国コンプレックスから安易に左翼教師達は戦後ソビエト式の教育を徹底して、子供達に教えていたそうです。


しかし、その結果学校は荒れ、校内暴力が蔓延し、いじめも陰湿化してしまいました。

今必要な教育、子供達が求めているものは、素朴な生きる指針だとの八木先生の言葉にすっかり納得がいきました。


我が国は、多くの外国人が日本に来て昔からその教育水準の高さに驚き、書物に記され絶賛されているのであります。


日本人自身がその事に気が付かず、「外国に比べて遅れている」などという言葉に騙され、スターリンですら辞めさせたソビエト連邦が建国された頃に確立した、訳のわからない教育方法を捨て、我が国の先人達が伝統的に教えてきた「道徳教育」を積極的に取り入れるべきであります。


そうしないと、いじめなど卑怯者がやるような事は絶対に収まらないと改めて感じた講演会でありました。


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