ようやく日本公開が決定した、
エリザ・ヒットマン監督の傑作
『Never Rarely Sometimes Always』。
邦題は、『17歳の瞳に映る世界』。
7月公開予定です。
僕は2020年の映画ベスト1に選出し、
以前長文レビューも執筆しましたが、
昨年3月のロックダウン直前に
ニューヨークのアンジェリカ・センターで
公開初日にこの映画を鑑賞、
上映後には監督と助演女優タリア・ライダーの
Q&Aも行われました。
先週発表された、
Film Independent Spirit Awardsにも最多7部門に
ノミネートされて、僕はそのすべてに投票しましたが、
残念ながら受賞はならず。
個人的には、『ノマドランド』や『ミナリ』といった
作品よりも圧倒的に大好きな、美しくリアリスティックな、
女性の勇気と、女性二人の強い絆を繊細に描いた感動的な
青春映画であり一種のロードムービーです。