スペインのパンプローナ出身の
4人組ガールズバンド、Melanasの
ニューアルバム「Dias Raros」(奇妙な日々)が、
シカゴのレーベルTrouble in Mind
からリリースされました。
2017年にセルフリリースされた、バンド名を冠した
デビューアルバムに続くセカンドアルバムですが、
例えばThe Vivian Girlsのような
ガレージロックを基調としつつも、ジャングリーで
Fuzzの効いたポップでメロデイアスで、
Ariel Pinkのようなフレキシビリティーがあり、
「En Madrid」などは、なんと疾走感溢れる甘酸っぱい
シューゲイザー。思わず昇天です。
元Black Flag、Rollins Bandのヘンリー・ロリンズも、
最近のお気に入りのバンドとして、Melanasを挙げています。
近年のスペインといえば、
MournやHinds、3月にニューヨークの
New Colossalフェスティバルでプレイし、
ニューアルバム「Plastic Drama」がリリースされたばかりの
ムンギアを拠点に活動する、ポストパンクバンド
Belako(女性ベーシストがクール)など、
女性中心の優れたバンドが続々と輩出されていますが、
このMelanasにも要注目です。