Haterとスウェーデン | Just for a Day: 小林真里ブログ

Just for a Day: 小林真里ブログ

映画監督/映画評論家 小林真里(Masato Kobayashi)です

スウェーデンはマルメで結成されたHater

セカンドアルバム「Siesta」が素晴らしくて、日々愛聴しています。

 

スウェーデンらしい美しく繊細でキャッチーなメロディが持ち味ですが、

例えば、同じくスウェーデン出身のShout Out Loudsよりも

シューゲイザー寄りで、甘酸っぱいドリープポップという意味では

先日の来日公演も素晴らしかったAlvvaysと共通するものがありますね。

 

今年3月のSXSWでHaterのライヴを初めて観て、

楽曲もライヴもいいし、ルックスもなかなか。これはいいバンドだな。

と思ったのですが、あとでこのときのセットリストを見たら、

このときは新作の楽曲はほとんどプレイせず、

ファーストとEPの曲ばかり披露してました。

11月にロンドンでライヴがあったので、あと二日長く滞在して

彼らの今のライヴを観たかったなあ、と悔やんだ。

なんとか来年観られますように。

 

 

そして先月、念願の、スウェーデンのストックホルムに2泊したのですが、

街はイメージしていた雰囲気と異なり、ストックホルム中央駅から徒歩圏内の、

ガムラスタンという石畳の旧市街地のホテルに宿泊したのですが、

中世の街並みを残した、歴史を感じる平和な街でしたね。

観光客も多くて。

アンティークショップとかおしゃれなカフェ、レストランがたくさんあって。

かなり小さい島で短時間で一通り見て回れましたが。

 

さらに南のゼーデルマルムにも歩いて行ったのですが、

レコード屋が結構あったのが嬉しかった。

まあ収穫はありませんでしたが。

 

あと、僕はどこの都市に行っても、必ず美術館に行くようにしているのですが、

ストックホルム近代美術館は一部のエキジビション以外は入場料が無料で、

平日だったからか、がらがらでゆったり見れたのも嬉しかった。

作品の点数はあまり多くありませんでしたが。

隣接のカフェもオシャレで素敵でした。

 

ちょっと歩いて、噂のABBAミュージアムにも行き、入場はしませんでしたが、

ギフトショップなどは覗いてみました。

 

水の都と呼ばれるストックホルムですが、そんなわけで島だらけ。

14の島があるのですが、僕は半分の7の島を訪れました。

たくさん橋を渡った。

 

まあしかし、スカンジナヴィアは話に聞いていた通り物価が高く、

デンマークもスウェーデンもキャッシュは持参せずクレジットカードを

使用していたのですが、ストックホルムではあまりお金は使わずにすんだ。

 

ストックホルムのシネコンで夜、

アメリカのホラー『Hell Fest』を観たが、

入場料はニューヨークと変わらずで、しかし映画はお粗末で、

ホラー遊園地を舞台にした見所のないシリアスなB級ティーンホラーでした。

 

ちなみに、スウェーデン第二の都市といわれるヨーテボリの駅前は

なにもなく、かなり小さな街なのではあるまいか? と思いました。