Best of 2012: Movies | Just for a Day: 小林真里ブログ

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映画監督/映画評論家 小林真里(Masato Kobayashi)です

今年、スクリーン(劇場&試写)で観た

映画の本数は、381本。

DVD(BD)で観た本数(旧作含む)は、160本でした。


ファンタジア映画祭(モントリオール)、ニューヨーク映画祭、

スクリーム・フェス(L.A.)、ボストン・アンダーグラウンド映画祭、

という4つの映画祭に参加できて、

(その代わり東京国際とフィルメックスは不参加)

例年以上に、数多くの映画を鑑賞することができました。

収穫が大きかったかどうかは、ちょっと疑問ですが。


上位4本のうち3本は、

偶然にも「はみ出し者のラヴストーリー」。

一番自分が好きなテーマはやはりこれなのか、と納得。

というわけで、

小林真里選出の今年の映画ベスト50の発表です。



1位 『ムーンライズ・キングダム』

2位 『ゼロ・ダーク・サーティ』

3位 『The Perks of Being a Wallflower』

4位 『世界にひとつのプレイブック』

5位 『ザ・マスター』(NYで観た70mm版)

6位 『テッド』

7位 『ザ・レイド』

8位 『Holy Motors』

9位 『汚れなき祈り』(Beyond the Hills)

10位 『シュガーマン 奇跡に愛された男』



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11位 『クロニクル』

12位 『Project X』

13位 『テイク・ディス・ワルツ』

14位 『マダカスカル3』

15位 『ヘッドハンター』

16位 『End of Watch』

17位 『Seven Psychopaths』

18位 『偽りなき者』

19位 『愛、アムール』

20位 『BAD 25』


21位 『別離』

22位 『君と歩く世界』

23位 『パーカー』

24位 『アベンジャーズ』

25位 『ザ・ガード』

26位 『Ginger & Rosa』

27位 『東ベルリンから来た女』

28位 『Turn Me On, Dammit!』

29位 『ドラゴン・タトゥーの女』

30位 『American Reunion』


31位 『Safety Not Garanteed』

32位 『The Sessions』

33位 『Rise of the Guardians』

34位 『Anna Karenina』

35位 『ぼくたちのムッシュ・ラザール』

36位 『Looper/ルーパー』

37位 『Big Picture』

38位 『Passion』

39位 『Bernie』

40位 『The Imposter』


41位 『ボブ・マーリー/ルーツ・オブ・レジェンド』

42位 『アルゴ』

43位 『少年と自転車』

44位 『Something in the Air』

45位 『Sister』

46位 『Footnote』

47位 『21 Jump Street』

48位 『ロイヤル・アフェア 愛と欲望の王宮』

49位 『The Paperboy』

50位 『Sound of my Voice』



Worst Films


『メリダのおそろしの森』(プロットの破綻が顕著。子供だましにしてもお粗末)

『ロック・オブ・エイジズ』(ロックを完全に馬鹿にしている)

『プロメテウス』(名作の便乗プリクエル)

『ボーン・レガシー』(名作の便乗スピンオフ)

『ATM』(今年最も穴だらけのプロット)

『ネイビーシールズ』(海軍特殊部隊の長いCM)

『バイオハザードⅣ』(前作以上に空っぽ。アメリカではコケたが日本だけ大ヒット)

『That's My Boy』(無駄にアンモラルかつ不愉快な下品ギャグの連打に興ざめ)

『ダーク・シャドウ』(不毛なモンスター合戦)

『Cosmopolis』(クローネンバーグ先生……)


Best Horror Films


『John Dies at the End』

『Excision』

『American Mary』

『Sinister』

『The Possession』




2013年の期待作


『パシフィック・リム』

『Elysium』(ニール・ブロムカンプ最新作)

『Only God Forgives』(ニコラス・ウェンディング・レフィン最新作)

『To the Wonder』(テレンス・マリック最新作)

『Haunter』(ヴィンチェンゾ・ナタリ最新作)