人事評価の基本原則(3)
お立ち寄りいただき、ありがとうございます。
今回は、3番目の基本原則である、事実の原則について触れてみたいと思います。
あくまでも、事実に基づいて評価し、指導していかなければなりません。うわさ、伝聞に対しては裏付けを取る必要があります。
評価は、客観的な事実をベースにして、基準というフィルターを通して行います。
しかし、捉えた事実に、解釈を加えないまま、そのままフィルターにかけると、パターン化、教条的な評価になってしまいます。
上司と部下が評価をすり合わせた場合に、ズレが生じる原因は次の3つしかありません。
(1) 捉えた事実が違うか
(2) 基準の考え方が違うか
(3) 解釈の仕方が違うか
従って、事実+基準+解釈によって評価していくわけです。
その解釈をするためには、事実をしっかりと押さえる必要があります。
では、事実とは、どのように定義づけられるのでしょうか。
①どんな状況で、②どんな役割で、③どう考え、④どう行動し、⑤どういう結果を出したか
以上の5つが要件となります。
マネジメントとしては、メモを取る場合に、この5つの要件を意識してメモをすれば評価の精度も高くなります。
また、レビューする場合も、相互のズレの根拠も明確になることでしょう。