石川遼プロ 義捐金の賛否両論に対する自省
お立ち寄りいただき、ありがとうございます。
さて、先日、ゴルファーの石川遼プロが、今季の賞金全額を義捐金として寄付すると表明しました。
この報道を聞いて(ラジオでした)、私は瞬間、彼も若いのに素晴らしいなと感想を持ち、そのまま聞き流しました。
この件に関しては、米英の関係者からも、賞賛の声が上がっているといいます。
国内での評価はどうなっているのかは、よく分かりませんが、否定的な記事はないように思います。従って、賛同の声が多いように推察されます。
ただ、この件に関しては、賛否両論があります。特に、方法論について、疑問視する声が挙がっていることも事実です。
誤解のないようにして頂きたいと思います。ここで、二者択一的に黒白決着をつけようというのが、本題の趣旨ではありません。情報に対する、私自身の見方の反省が主題です。
疑問視する一人が大橋巨泉氏です。物事は両面から見ないといけない、と断った上での論旨は以下の通りです。
① 他のプロゴルファーの中には、やっと喰っている人もいる。そのプロが優勝した時に、同様にしなければならないという気にさせてはいけない。もしやるなら、みんな賞金の5%一律寄付しよう。
② 石川プロが仮にアクシデントがあり、年間出場が危ぶまれるような場合、1円も寄付できない。それなら、額は問わないから、今持っているお金の中から寄付した方がよい。
もう一人は、森本毅郎氏です。ほぼ同じような論旨です。
石川プロ一人で済む問題ではなく、他のプロゴルファーに影響やプレッシャーをかけることになる。また、ゴルフ界の総意でもない。
なるほど。この話を聞いて、とりわけ物事は両面から見ないといけないという話を聞いた時に、自分の考えの浅さを思い知らされました。
以前に紹介した伊丹敬之氏の「経営を見る眼」にも、物事には必ず二面性があると記されていました。これを読んだ時、自戒しなければと考えていました。
しかし、なかなか、多面的に考察することは難しいですね。
でも、これから経営者と話をする機会が出てきます。多面的な選択肢から判断をすることは、必須の要件の一つだろうとは思うのですが。