福島原発事故 テレビの報道を見て
お立ち寄りいただき、ありがとうございます。
基本的に、テレビはあまり見ないのですが、今日は休みでしたのでいろんなチャンネルの報道を見てみました。
しかしながら、テレビ報道は何かしら偏向しているのではないか、と思わずにはいられませんでした。
国も、御用学者と呼ばれる先生方も、また、解説者としてそういった学者の先生を招くテレビ放送各社も、パニックを引き起こすことを避けんがために、躍起になっているように思えてなりません。
もちろん、パニックを扇動したい、あるいは、不安を煽りたいと思っている訳では毛頭ありません。私自身も、福島原発事故の被害が最小限で留まることを切に祈っている一国民です。
また、昨日の自らの命を賭した放水活動をして頂いた、東京消防庁や自衛隊、警視庁機動隊の方々には、最大限の敬意を表したいと思っています。決死の覚悟を持って現場に残っていらっしゃる、東京電力の社員の方々の健康状態も非常に心配です。
だからこそ、「その程度の線量では、体にそんなに問題はありません」「メルトダウンという事態は起こらないと私は確信している」「何の心配も要りません」と、何の根拠もなく、軽々に断言される学者の先生方は信用ならないのです。
元はと言えば、政府が正確な情報を開示しない隔靴掻痒の現状が起因している訳です。しかし、私たちは、こういった限られた情報の中で自分自身の判断を迫られているのだろうと思います。
「お上(かみ)の事には間違いはございますまいから」
これは、森鴎外の小説「最後の一句」
からの引用です。
日本人は、お上の言うことは信じて疑わない、という特質があります。故に、秩序が維持できるという利点もあります。
しかし、多面的に、かつ慎重に情報を吟味する必要があろうと思います。
私は、10年ほど前に、ある病気の治療で、腹部大血管周囲のリンパ節に50グレイの放射線を照射しています。50グレイというのは、ほぼ50シーベルトと同じだと聞いています。50シーベルトは、50000ミリシーベルトです。
それだけに、放射線あるいは放射性物質については、普通の人よりも関心は高いかも知れません。
政府や御用学者と呼ばれる旧帝大を中心にした原発推進派の方々の意見、一方で、アウトサイダーとされている原発反対派の方々の意見が存在します。
「寄らしむべし、知らしむべからず」ではいけないのではないでしょうか。
放射線の予防原則は最悪のことを考える、と仰っている方もおられました。
まだ整理しきれていませんので、明日私の理解した範囲内で、できるだけ客観的に整理したいと思います。