かくも人間の心理とは脆きものなり(前編)
お立ち寄りいただき、ありがとうございます。
今日は、大阪へ飛行機で向かいました。通常は、早めに出たいがために通路側に座ることが多いのですが、今回は窓側に座りました。そして、窓から地形を再確認し、一人ほくそ笑んでいました。
なんのこっちゃ、さっぱり判らないと思います。
話は昨年の冬に遡ります。やはり、大阪での出張に飛行機で行った時のことです。向かって左側の窓側に座り、地形を眺めていました。遠州灘の海岸線はほぼきれいな直線です。海岸線が途切れると、紀伊半島が見えてきます。丁度、海岸線が切れた先に、なにやら見慣れた筏の群が見えました。あれは確かに、鳥羽の研修所からもよく見える筏の群ではないか。座席の前のポケットにある地図でも確認しました。遠州灘の海岸線の延長線上に鳥羽が位置する、という新たな発見でした。
鳥羽というと、名古屋から近鉄特急でも2時間近くかかります。非常に遠いという印象があったので、まさか遠州灘の先に鳥羽があるとは思いませんでした。
その1ヶ月後、会社の仲間4人と、その鳥羽の研修所に入ったときのことです。昼食時に、食堂から筏の群が見えたので、飛行機から見えた情景を思い出しました。そこで、その新たな発見を仲間に伝えました。
すると、仲間のA氏が、「そんなことあるかい。鳥羽はもっと南にあるはずや。お前の見間違いや。」と一蹴されました。私が反論すると、今度はB氏が、「私はよく飛行機に乗りますが、見たことないですよ。」と追い討ちをかけてきました。ちょっと弱気になりつつも、まだ、私が食い下がると、今度はC氏が、「私は、名古屋人ですが、そんな話は聞いたことがありません。」と止めの一発。
2人目までは、なんとか抗弁しましたが、さすがに、3人が3人とも異論を発すると、だんだん自信喪失状態に陥ってしまいました。私の記憶違いだったかも知れないとさえ、思い始めてきました。
「やっぱり私の間違いですかね?」と言うと、「そやで」「間違いですよ」「そうそう」と3人から否定されて、完全に敗北を喫しました。
ちょっと長くなりますので、この話の続きは、明日にさせていただきます。
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