効用と限界
お立ち寄りいただき、ありがとうございます。
世の中にいろいろな施策、施術、等々がありますが、ややもすると万能視されてしまう場合も散見されます。
何にでも効くような万能薬はないにも関わらず、つい何にでも効いてしまうと錯覚してしまうことってありませんでしょうか。
例えば、インフルエンザの予防接種についてもそうです。型が合えば効果的に効くでしょうが、流行の型が違えば、全く効かないということだってありうるわけです。
当然ながら、効能や効用はあるにせよ、限界も自ずとついてくるものです。
それを自戒の意味も込めて、認識すべきだろうなあと考えています。
私の仕事に関して申し上げると、まず目標管理です。私自身は、マネジメントツールとして使えば、ベターなツールであると思っています。
一時期、成果主義が巷を席巻していた頃、成果主義の成果を判定する手っ取り早いツールとして、多くの企業に目標管理が導入されました。その結果、それらの企業での目標管理は、本来の目的を見失いました。
しかし、使い方さえ間違わなければ、効用は大きいのです。但し、先ほども述べたように、限界があります。
例えば、製造業であれば、製造の現場に目標管理は馴染みません。個々人の目標というよりも、協働してチームとしての成果を上げていくことが主体となります。また、何もないところから、作り上げていく企画系の仕事も馴染みにくいと思われます。最初からゴールイメージが設定できませんから。
こういったように、いかに優れたツールでも、どの部署にも万能に作用できるわけではありません。
評価者研修においても、如何に練って作られたケーススタディも、限界があります。本当の能力の発揮状況を文章に落とし込むことは、相当困難であるからです。
しっかりと、効用と限界を見据えながら、仕事をしていきたいと考えています。
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