ガザに対するイスラエルの戦争:ネタニヤフはガザ戦争の終結を除外

パレスチナ人は、イスラエルによる禁輸措置により、人道支援物資が市内に入ることができず、飢餓と栄養失調に苦しんでいます

2024年6月22日、ガザ地区のデイル・アル・バラにあるアル・アクサ殉教者病院では、新生児が保育器で治療されています。[アシュラフ・アムラ/アナドル via Getty Images]

作成者: Lyndal RowlandsUmut Uras

作成日:2024年6月24日2024年6月24日

  • イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相は、ガザでの激しい戦闘はほぼ終結したと述べているが、たとえハマスと停戦協定が合意されたとしても、戦争は続くと主張している。これは、バイデンがイスラエルによって承認されたと述べた和平計画を打ち出してから数週間後のことだ。
  • ガザの住民は、イスラエルの攻撃で25人が死亡した数日後、イスラエルの戦車が南部の都市ラファ近くのアル・マワシ「安全地帯」のテントキャンプの端まで進軍したと話している。
  • 保健当局によると、ガザ北部のカマル・アドワン病院でさらに2人の乳児が栄養失調で死亡し、飢餓と喉の渇きによる死者数は31人となった。
  • アルジャジーラとフォレンジック・アーキテクチュアによる共同調査で、イスラエルの戦車が6歳のパレスチナ人少女ヒンド・ラジャブの家族の車に13-23メートル(42-75フィート)の距離から発砲したことがわかった。
  • 10月7日以来、イスラエルのガザに対する戦争で、少なくとも37,598人が死亡し、86,032人が負傷した。ハマスが率いる攻撃によるイスラエルの死者数は1,139人で、ガザ地区では数十人がいまだに拘束されている。

Israel war on Gaza live: Netanyahu rules out ending Gaza war | Israel-Palestine conflict News | Al Jazeera
 

 

イスラエル軍、ガザの支援物資配給所を空爆 8人死亡

 | ロイター (reuters.com)

 

イスラエル軍、ガザの支援物資配給所を空爆 8人死亡

 パレスチナ自治区ガザ市近郊で支援物資の配給所として使われていた国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)の職業訓練校が23日、イスラエル軍の空爆を受け、パレスチナ人8人が死亡した。写真はガザで撮影(2024年 ロイター/Mahmoud Issa)

[カイロ 23日 ロイター] - パレスチナ自治区ガザ市近郊で支援物資の配給所として使われていた国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)の職業訓練校が23日、イスラエル軍の空爆を受け、パレスチナ人8人が死亡した。

現場にいた複数のパレスチナ人が明らかにした。ロイターのカメラマンによると、低層の建物が全壊し、毛布に包まれた遺体が道路脇に並べられている。

イスラエル軍はこの建物について、過去にUNRWAの本部として使われていたが、その後、イスラム組織「ハマス」やガザ地区の過激派「イスラム聖戦」の戦闘員が使用していたと主張。民間人への危害のリスクを減らすため、攻撃前に予防措置を取ったと述べた。

ハマスは軍事目的で民間施設を使用しているとのイスラエル側の主張を否定している。

UNRWAの広報責任者ジュリエット・トウマ氏は「開戦以降、190近いわれわれの建物が攻撃を受けた。大多数がガザの建物だ」とし、開戦後、UNRWAのスタッフ193人が死亡したと述べた。